「ふぅ・・・きつい・・・でも、早く来たおかげでなんとか終わらせそうだな」
津河はタオルで汗をぬぐった。
今は少し休憩をしているようだ。
「それにしても今までやったことのないのもあるから結構楽しいな、これ」
練習メニューを取り出し津河はそう呟いた。
「おい、晦斗」
「あ、洸太先輩!」
「ちゃんと水分補給もしろよ」
「はい、ありがとうございます!」
夜水が差し出した水を津河は受け取った。
「あんまり無理はするなよ?」
「分かってますよ、休憩はちゃんとしてますし」
「ならいいんだけどな・・・」
楽しそうに笑う津河を見て夜水は苦笑した。
「じゃぁ、俺は練習に戻るな・・・頑張れよ」
「はい!」
夜水はそう言うと走って練習に戻っていった。
それを見送った津河は立ち上がった。
「さて、俺も練習、再開するか・・・」
「もう少し休憩したほうがいいと思いますよ」
「!?…お前急に出てくるのやめてくれよ、心臓に悪い・・・」
「気づかないのが悪いんですよ」
津河はいきなり出てきた紅善に驚いて胸を押さえた。
「てか、なんでまだ休憩?」
「五分しか休んでませんよね?」
「・・・」
「後、十分は休憩してください」
「・・・分かったよ」
津河は不満そうだったが紅善が反論は許さないという目で見ていたので諦めた。
そして十分後練習を再開した。
19-2終わり
