5歳と1歳7ヶ月の姉妹を育てる

ワーママです。


最近仕事のストレスがすごいです。

自分が辛いと感じることもありますけども…

それよりも今は…

人と人が揉めてるのをみていて、しんどいです。


自分のことだけではなく

他人のことで、ストレス感じるなんて。


職場って他人同士が集結していて

揉めることあったり、派閥できたり…

特に女だらけの職場って、嫌ですね…。


最近、思いやりとか、優しさについて考えています。


そこで、思い出したエピソードがあります。

昔、お昼のテレビ番組で、

「ごきげんよう」という番組がありました。 


小堺一機さんがゲストを招いてトークをする番組です。トークテーマは、サイコロを転がして決めます。

なにがでるかな♫なにがでるかな♪

の、あの番組です。

今は終了となってしまいましたが、長年続いた長寿番組です!!!


ある時、小堺一機さんが病気をされて

長期休養を取ることになりました。

小堺さんの代わりに、親友の関根勤さんが司会をすることになりました。

当時私は高校生だったと思います。夏休みか何かで、お昼の番組を見ることができました。


関根さんといえば、突拍子もないボケをかましたりして面白い芸人さんです。突然モノマネしたり。どんな風に司会をするのかな??と楽しみでした。


いざ始まってみると…


関根勤さんが、なんか関根勤さんぽくない!!!

トーク自体は面白いでんです。ちょいちょいボケたりもします。でも、いつものメチャクチャな感じ(いい意味でですよ)がないんです。


なんで?いつもの関根さんじゃないよ??

と、若かりし日の私は思いました。

関根さんがいつもの違ったので、ずーっとそのことは記憶に残っていました。


そして、大人になって、気づいたんです。


あの番組は、長い年月をかけて小堺一機さんが司会をしてきた番組です。サイコロトークといえば、小堺さんです。

だからこそ、関根さんは「自分の色」を消したんじゃないかって。

大切な親友の、大切な番組を、大切に守りたいと思ったんだろうなーって。

小堺さんの代わりとして司会をする関根さん、小堺さんが戻ってきた時のことをきっと考えたはずです。復帰したらまた、これまで通りの小堺さんの司会で、あの番組が回っていくように、と。

関根さんは、小堺さんが復帰するまで、あの番組を守るぞ!って決めてたんだよなって。

人に対する思いやりって、優しさって、こういうことなんじゃないかなって、思うんです。


そして今、職場で人と人が揉めているのを見てて、思いやりや優しさがもう少しあれば…と思います。

もう少し相手のこと考えていたら、そんなことで揉めないのになーと。

どちらも年上の方々なので、何もいえませんけどね。