一般社団法人体力メンテナンス協会
認定 産後指導士・体力指導士・
バランスボールインストラクター
産後ケアインストラクター
@岐阜市・一宮市
林 沙由理です。
今回は2回シリーズでお届けします。
ママのイライラと離婚率について
それぞれママ側から、パパ側から
考えてみようと思います。
子育て中のママがパパに対して
不満が多いというのをよく聞きます。
全国ひとり
親世帯等調査結果報告（※）によると
子育て世代の離婚率は
子どもが0～2歳の時が
全体の4割弱と最も高いそうです。
※参考：厚生労働省HP平成28年度
全国ひとり親世帯等調査結果報告
「ひとり親世帯になった時の末子の年齢」
なぜ育児が最も大変な時期に
どうして離婚率が高いのか？
もし、子育て中のママのイライラと
何か関係があるとしたら…
まずはママ側から。
ママは妊娠から出産にかけて
骨盤は大きく広がり
ホルモンの分泌量も大きく変化するため
自律神経も乱れます。
体力の回復を待たずに始まる
365日24時間休みなしの
ノンストップの育児は
体力も落ち、気持ちも疲れきって
気づかないうちに身体はボロボロ
ということも。
自分をなんとかしたい気持ちはあるけど
目の前のことで精一杯で
自分のことまで手が回らないし
だんだんと気持ちに余裕もなくなるので
パパにもつい強い口調になってしまうと
お互い気分はよくありません。
ギスギスした関係になりかねないですね。
さらに慣れない子育てに
ママは不安や悩みが絶えず
一つ解決したと思ったら
次から次に溢れでてきます。
日々の生活に追われる中で
ママの緊張感やストレスは
とても大きいものになっています。
そんなイライラ、ストレス解消のために
お砂糖たっぷりのお菓子を食べたり、
食生活の乱れはさらにイライラを
増長させている原因だということは
言うまでもありませんね。
次にパパ側の問題
まず、パパが産後ママに起こっている
体調の変化や産後の過ごし方を
まず学ぶ機会がほとんどありません。
父親教室の開催も全国的に少ないのが
現状。
ママは1日中のほとんどを
慣れない育児やたくさんの家事をこなし
ストレスフルな時間を過ごしていること
これらは誰からも教えてもらえないのです。
パパはママを労い
一緒にママの悩みを考えて
会話をすることが大切ですね。
お互いの大変さを理解して
いつも夫婦で向き合い
寄り添いあい、助けあい
感謝を伝えることが大切です。
ママのイライラと離婚率②へ
続く
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