長いでーす
覚悟してくださいませ😅




激動の5日間でした


まず結果から言いますと


親子猫計8匹を保護しました



場所は千葉のとある漁港
1年前くらいから気になっていた



うちのてんてんと同じくらい
当時1歳にならない位の女の子


時期的には
まさおさんを亡くし
気持ちも落ち着かないまま
るーくんの病気が発覚し
やっとやっと落ち着いたかな?って頃


聞いたら
漁港のおじさんや釣り人から
気まぐれにご飯はもらっているとのこと


でもこの子お腹が大きいかも…
気付いてた


増えちゃう


保護したい
避妊してやりたい


でも私に出来るのか?
るーくんの身体は大丈夫なのか?


勇気が出なかった
私は見てないふりをしたのだ


その子は6匹の赤ちゃんを産んだ


私も頻繁に行ける距離ではなく
気付いたら仔猫は3匹に減っていた







そんなこんなしてるうちに
昨年の台風19号が直撃
その子たちがいる漁港は
甚大な被害を及ぼした場所だ


親子は無事でいてくれた
漁港のおじさんが
事務所に入れてくれたお陰で難を逃れたのだ


いけないと分かっていながら
足を運んではご飯をあげていた


ママ猫は必ず子供にご飯を譲る
自分だって空腹だろうに


どうしても同じ月齢の
てんてんと比較してしまう自分がいた


家で無邪気に遊ぶてんてんに比べ
この子はやけに大人びて見えて
切なくて


少し間があき今年の3月


子供猫は2匹に
黒猫は見なくなってしまったと



ママ猫は2度目の妊娠をしていた



子供思いなママです


一匹、また一匹と我が子が
姿を消していく
どんな気持ちだっただろう


私の勇気がないばっかりに
悲しい想いをさせてしまった



もう言い訳は出来ない
決心しました


時期的にえみちゃんを預かって間もなく
どうしてこんなタイミングなんだって
えみちゃんにもIshizakiさんにも
申し訳なくて


Ishizakiさんに告白した
あと捕獲器を貸してほしいと


怒るどころか
預りの継続の事を気にかけてくれた


そして越わんさんのゆんりさん


捕獲器やケージ類を
沢山持たせてくれた


「現場で道具が足りない程辛いことないのよ」


自宅のキャリーも含め
入れ物と言う入れ物を車に詰め込み
当日に備えた

 
現地入りの前々日に漁港おじさんAに
電話確認したところ
まだ産まれてないんじゃないかな?
って返事だった
前日からご飯をあげないように頼んだ
 

千葉=ぴょん吉のかーちゃん
安易な私の方程式により
かーちゃんも道連れ


子供猫2匹は遭遇率も高いし
何より人馴れしている
問題はママ猫だ


遭遇率も低ければ
触ることも出来ない子


現地に着いても親子の姿はなく
焦る…


餌を片手にウロウロしてたら
子供猫キジトラ♂に遭遇
元気そうだがヨダレを垂らしてる


「うにゃーうにゃー」
促すと大人しくキャリーにIN


先に子供を捕獲するのはご法度だけど
余裕がなかった…



そそくさと車に運び
少ししたらママ猫が出てきた!


お腹は見た感じ膨らんでる?
こんな感じだったかな?


捕獲器をセットすると
意外と早く出たり入ったり


「踏め、踏め、踏め」


ガシャン!


やった!!!







すると私が一番信頼している
漁港おじさんBが現れ
まさかの


「子供産んだんじゃないかな?」


頭が真っ白になった
何がなんでも赤ちゃんを見つけなきゃ


おじさんBは前回の出産の時の
この子達の引越し先を覚えててくれて
可能性の高い場所を探すが見つからない


途方に暮れる
なんてことをしちゃったんだろう
ママを放すしかないか…


そしたら おじさんB
「居たぞー!!」って


涙が溢れた




万が一産んでしまった時用の
保温ポットとホッカイロで
あっためたキャリーに赤ちゃんをIN


なにせこの漁港は遠い
3時間はかかる場所


早く帰ってママと一緒にしてあげなきゃ


おじさんBは赤ちゃん捜索の間に
子供猫サビ♀の捕獲にも一役買ってくれ
かーちゃんとみんなですったもんだしながら
無事キャリーにIN



おじさんにも
すっかり世話になったかーちゃんにも
ろくなお礼も言えないまま
超特急で帰ってきました



ママ猫は落ち着くまで
避妊手術は延期になり



ゆんりさんのご協力のもと
子供猫たちは一足先に
避妊手術をしていただきました



サビちゃんは妊娠してました



これで良かったんだ
そう思うようにしてます


痛い思いして帰ってきたのに…




キジトラ♂の気になってたヨダレは
舌炎でした
コンベニアで様子見です


2匹とも栄養状態が悪く痩せている
心底飢えてた訳ではないと思ってたけど
やっぱりお外は過酷だったよね


2匹ともウイルス陰性
虫もなし


まさかの出産にケージが足らなくて
天の声(Ishizakiさん)
「えみはお部屋フリーで大丈夫よー」


えみちゃんごめん!
ママ猫に使わせてもらうね
のちにママにゃんケージ拡張しました
詳しくはまた後日






ここは海無し県だから
もうこんな景色は見られないけどさ



ご飯や寝床を探す必要はないんだよ



今はしっかり身体を休めて体力つけて
ゆっくりゆっくり幸せ探ししよう



失った命の分まで幸せになろう



現地に向かう車中
不安で不安で一人泣いたのはナイショ


もう臨月であろうお腹の子
堕胎か産ませるか
ギリギリまで禿げるほど悩み
「ごめん!」と決意した


でもママにゃん分かってたんだね


「あいつ、ヘタレだからな
来る前に産んじゃおーっと」




沢山の方のお力をお借りしました
あったかい応援に勇気をもらいました


最初は誰にも話さないで
保健所で捕獲器借りてやろうかなんて
思ってたけど


とても私一人では無理でした


言い尽くせない程のありがとう!



分かってます
私のためじゃなくって猫のためウシシ



まだまだ始まったばかり




みんなで頑張ります