【織田side】



はぁーーーー、どーしよーー!

なーこの部屋に来て30分。3時間ぐらい経ってる気がする。


ぺーに助けを呼ぼう!こういうときの最年長!←


織:ぺーーーー!!!

梨:ん?どうしたの?

織:今、菜々香の部屋に
       いるんだけど会話がない!
       何話せばいいかなー??

梨:え?なーこちゃんの部屋にいるの?

織:うん。そーだよー。

梨:なーこちゃんねこの前、
       ダニに嫌われるかもしれないから、 
       しばらく距離置こうって言ってたよ?

織:そうなの!?だから、話さないのかなー?

梨:そうだと思う。
       ダニーはなーこちゃん嫌い?

織:いや、嫌いではない!

梨:好き?

織:まぁ、普通に友達として好き!

梨:それを伝えたら?
       そうじゃないとなーこちゃん、
       話してくれないと思うよ?

織:わかった!ぺー、ありがとう!



織「ねぇねぇ、菜々香?」

菜「何?」

織「私、普通に菜々香のこと好きだよ?
       別にしつこくても嫌いにならないからね?」

菜「え?いきなりどうしたの?」

織「ぺーに聞いたの。 菜々香がぺーに
       私が菜々香を嫌いになるかもって
       相談してたってことを」

菜「・・・」

織「確かに電話とかしつこいし、
       ずっと喋っててうるさいけど、
       菜々香がいないと寂しいし。」

菜「え?寂しい?」

織「うん。普通に寂しい。」

菜「じゃあ、毎日、電話するよ! 
       1週間に1回は泊まりに行くし、
       楽屋も『いやいやいや』

織「待って!そこまではしなくていいから!」

菜「えー・・・だって寂しいって言うから〜」

織「言ったけどさー、 
       そういう事じゃないから!」

菜「じゃあ、電話は必ず出てね?」

織「分かった、分かった」



ガサゴソ



菜「はい、今の録音して置いたから。
       電話、無視したらただじゃ置かないよ?」

織「え・・・」




――無事に元の関係に戻ったダニなーこでした♪


織「無事じゃなーーーーい!