昨夜、テレビでお笑い番組を観ました。
途中からでしたが、クスクスっと笑いをもらえました。よかったです。
(今回はEXIT やジャングルポケットがつぼでした)


夏らしく、芸人さんが浴衣を着ておられましたね。
ついつい浴衣に目がいってしまいます。




以下
今月上旬に近況報告用ブログに投稿したものを
名前だけ編集して、こちらでも公開させていただきます。










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過保護と言われるでしょうが、短期留学する我が子の見送りで、先月末から4日間、都内に滞在していました。

(成田まではいきませんよ。リムジンバスに手を振りました。それでも十分すぎるかしら??)




暑い!
オーブンの中で焼かれるお肉の気分でした。


地元とほぼ同じ気温なのに、湿度が高いのか、
人の熱気なのか、半端ない暑さ。


山手線の電車の中で具合悪くなった方がいたそうで目白駅でしばらく停車してしまいました。
「駅員が対応しております、しばらくそのままお待ちください」
とアナウンスがありました。

どうやら離れた車両でのことのようで、詳しくはわかりませんでした。
熱中症かしら…
人ごとではなくて、ヒヤロンありますよー!
と持って行ってあげたかったです。




そして
お祭りや花火大会があちこちであったのでしょう、駅構内や電車の中には、浴衣姿の人がたくさんいらっしゃいました。


女性の浴衣姿をたくさん目にして大満足。
着物大好きですから。
今どきの女の子の浴衣の着崩し方など、勉強になりました。

ふくらはぎが覗くまで短く着付け、足元はビーチサンダルやコンバース。長く垂れ下がるポップなピアスや大きなループピアス。キャンバス地の縦長トートバッグを肩から下げて、手にはスタバ 。
なるほどねー。


もちろん、正統派の浴衣姿もたくさん。
扇子を品よく仰ぐ20代半ばの女性を見かけ、日本人っていいなぁとしみじみ。こちらの背すじまでピシッとなります。
みなさんセンス良くて、目の保養でした。


浴衣や甚平姿の男の子もたくさん。
最寄り駅でのこと。
20歳くらいの男の子が下駄を鳴らして改札口へ。

とっても素敵でした!
そして、ひと目で上等な浴衣だとわかりました。

シボの出方、ハリのある生地からきっと小千谷ちぢみでしょう。
(同じシボでも柔らかめなら近江ちぢみ)
紺鼠かしら…年齢を選ばない いい色。
角帯は白っぽい藤灰色の博多帯。
キュッと帯鳴りしたであろう貝の口をビシッと決めています。


うなり声がでそうなほど、素敵!

お父さんの浴衣を借りたのかしら?


残念ながら、本人はその良さをまだわからないようでした。
ちょっと自信なさげに、ちょっと恥ずかしげに、
うつむき加減に背中を丸めてカランコロン。

ずぼらママ、追いかけて声をかけて「自信」を届けたいほど  素敵〜!!の熱視線。



ただひとつ。

帯。

着付けした方が男性の着付けに慣れていなかったのか、あるいは、その男の子が華奢で細すぎるからか、帯がちょっと上過ぎる。あと10センチ下に帯を締め直してあげたいと悶絶しました。


男の人は、腰骨に帯の下線がくるとサマになりますよ。
そこよりも、帯の位置が上に行けば行くほど子供っぽくなります。



悶絶するずぼらママ、子供に釘を刺されました。

「絶対余計なことしないでよ!」

見透かされてました笑



うーーん、うーーん、
締め直してあげたいーー!

そう思わせるほど、素敵な浴衣でした。




浴衣男子よ!
着慣れないから落ち着かず、照れるかもしれないけれど、背すじを伸ばし、胸を張って、ゆっくりと歩くだけでも見違えるほど素敵になるからね。
浴衣女子だって履き慣れない下駄で、足が痛いのだから、男の子がゆっくり歩いてくれたらとってもうれしいのだよ!


あああ〜
私も夫と浴衣を着て 花火見たかったなぁ。
若かりし夫からは、そんな暑いの着ていられないよ!と完全拒否されちゃって、混むのが嫌いな人だったから、自転車で行くぞ!と二人連なりマウンテンバイクで行くのが恒例でした。
だから私の浴衣はずっと箪笥の中。
いつか着たいな…





それにしても
カンカン照りのこの暑さの中 
浴衣を着て、手を繋いで歩き回るって……




若いっていいなぁ〜!!