まぁ、その、、R.I.Pはニャーン、、、
2009年10月、俺はFMW(仮名)という高知県の警備会社で警備主任という役職を得ながらも現場専業の警備員でした。
所謂、正職を目指していたので、現場は誰とでも何処へでも行きましたし、交通誘導警備業務1級と施設警備業務2級は所有していましたが、指導教育責任者資格の受講機会は与えられる事なく、
(あ、これ単なる甘えです。試験がある時に教えてくれと会社に言ってましたが、自分で調べる努力を怠っていたので。)
日給6,700円(交通費込)でワンルームアパートにて1人暮らし、移動手段は原付バイク、自分で作った弁当持参で現場へ向かうという日々が現実でした。
ちなみに、当時の上司(課長)で選任警備員指導教育責任者は幼馴染にして、現在の弊社高知営業所々長のロリコン(仮名)でした。
さて、その当時の俺が任されていた高知市長浜の現場で、こういった経緯で
生後5ヶ月でメスの仔猫、ニャーンと出会いました。
あれから15年半が過ぎて、ニャーンも16歳になりました。
車の助手席に乗って一緒に来ました。
13歳の頃には乳腺がんを患い、動物腫瘍の専門医が経営する清須市の動物病院で手術や抗がん剤治療を受けました。
あれから約3年、、今年の5月5日、、16歳の誕生日後の検診でも異常なし。
癌は転移する事なく克服していました。
だけど、、食が細るに従い体重もどんどん減っていて、、、老衰だと診断されました。
それから自宅で毎日点滴するようになりました。
ペースト状のご飯を舌に塗って食べさせたり、注射器で水を飲ませたりもしていました。
夜は2人きりで寝て、ポジティブな言葉を掛けながら撫で、彼女も仔猫の頃のように甘えてくれていました。
動物病院の先生曰く、寿命がいつ尽きてもおかしく無いという話だったので、毎日仕事中も、何度も様子を見に行きました。
だから人員が足りなくても自身が現場に入らず、他社に応援を依頼するようにしていました。
6月13日、金曜日の夜、普段より夜勤の仕事が多目に入り、夜勤NGの従業員が多い為、
最早、、自分が出るしかないか、、という状況になりかけましたが幸運が重なり、何とか避ける事ができました。
そして、、その翌朝、6月14日の5時頃、、遂にニャーンは逝きました。
眠る前は、ゴロゴロ喉を鳴らしながら頭を俺の腕に擦り付けて甘えてくれました。
夜勤に行かなくて本当に良かった、、と思いましたが、、、あのまま誰も行く人間が居なければ行っていた事でしょう。
俺が隊員なら、、夜勤行けない、休日は出れない、、いやさ稼働日、急に休んだとしても、
すみませんでした。次から頑張ります!、、で終わりますが、経営者や管理者は、、それでは義務は果たせません。
隊員働かせて、事務所に座ってんのに手前だけ良い思いしやがって、、と陰で言われがちな内勤者ですが、それだけの責任を背負ってやっています。
警備業の経営者であれば、もし会社が倒産して借入が残っていた場合、自己破産で簡単には逃げるわけにもいきません。
社会的信用もさる事ながら、破産は警備業及び警備員の欠格事由だから尚更です。
それだけのリスクを背負って起業するわけです。
ともあれ、俺は(もしもに備えて)ネットで購入したものの、開封できないでいたペット用の棺を準備して、
ニャーンの身体を清めて、棺に安置の上で、まもるの供養をお願いしているお寺に葬儀の予約をしました。
その合間、合間で犬達の散歩に行き、応援を頼んでいた会社の隊員さんに説明する為に現場に向かい、月曜日の配置を組んだ、、と思ったら欠勤が出て、組み直す為に他社へ応援要請の連絡巡りをしたり、
「毎回時間いっぱい(定時)までこき使われるから、こんな現場には、もう行きたくない。」
という従業員や
土日や夜間でもお構いなしに連絡して来る顧客の電話対応をしていました。
だけど、
猫を拾う事を選択したのも自分
会社を起こす決断したのも自分
前パートナーが犬を飼うのを許可したのも自分
従業員の採用も顧客からの受注も
2年前からワンオペで頑張ってるのも
自分が決めた事だから
誰のせいでも無いから仕方ありません。
何があっても
できる事をやって前に進むしかないから。
約16年前にニャーンを拾った頃は、自身の境遇に対して、
会社が悪いとか、世の中が悪いとか言っていた自分が、
管理職を経て経営者になっていく過程で、
世の中なんて端から不公平で不条理、理不尽なもんだ。
上を見て下を見て自分と人を比べてもキリがない。
そう、人の事を言い出したらキリがないし
他人が何処で何がどうか?、、はマジで興味無い。
そんな事よりも、、手前が昨日の自分よりどうなってるか?、、だよな!
、、そんな考え方に変わっていて、気がついたら
あの頃とは桁が違う収入を得るように成っていて、
原付バイクはLEXUSに
ワンルームアパートは庭付の持家に
変わっていました。
だからペットの治療も供養も惜しみなくお金を使えました。
ウダツが上がらないのは会社や世の中のせいじゃない
自分自身の精進が足りないせい
実力は努力の数だから
今日、ニャーンの葬儀と遺骨の収骨も行いました。
帰宅して、貧しかった頃にニャーンのベッドを置いていた収納棚を物置から出して、お骨と仏具を置くようにしました。
お骨の一部はカプセルに入れてキーホルダーにしました。
俺がサラリーマンで、犬でも猫でも1匹しか飼っていなければ哀しみで暫く休んだり、当分、何も出来なくなったかもしれません。
まもるの時も、今回も
ペットロスに陥りそうな俺を救ってくれた(る)のは
ともあれ明日からまた、頑張ります!
押忍!!
Rest in peace Nyān
愛知県名古屋市で創業7年目、高知県高知市と静岡県伊豆市に事業展開している警備会社、















