こんにちは。 かなこです。
今日もお会いできてうれしいです。
ありがとうございます。
今日は十五夜でしたが、
台風でお月様は見えませんでしたね・・・。
名古屋はすでに台風が通過し、
今は虫の音が聞こえてくるくらい静かです。
さて、ちょっと間が空きましたが、
先回の『易経(えききょう)』のつづきを書きたいと思います。
『易経』は物事の「変化の法則」を記す思想・哲学書です。
実際、英語では“Book of Changes”「変化の書」と訳されています。
すべてのものは
「変易(へんえき)」必ず変化するものであり、
「不易(ふえき)」変化するサイクルは普遍のものであり、
「易簡(いかん)」その変化の法則を知るものは
未来に起こることを簡単に予測できるものである、
というもので、
『易経』の示す変化の法則を理解していれば、
順境にあれば
次にどのように栄えてゆけば良いのか、
逆境であれば
どのように対処すれば乗り越えられるのかが
自ずとわかってくるのだそうです。
そんな『易経』が繰り返し説いていることのひとつに
「時中(じちゅう)」という言葉があります。
「時中」とは、「時に中(あた)る」と読み、
「ちょうどぴったり状況で、まさにその時に
しかるべく行動をする、物事に投げかける」という意味です。
秋、果実が実ったら収穫する。
これが「時中」です。
「もっと早く食べたいから」といって
早めに収穫すれば未熟ですし、
「もう少し後で楽しみたい」といって
置いておけば腐ってしまって食べられません。
春まきの種は春にまけば
「時中」です。
この種を秋にまくのは
「時中」ではありません。
物事を「こうしたい、こうであるように仕向けたい」と思うなら、
「時中」であるかどうかが重要になります。
『易経』でいう「時」とは
「時空」つまり
時間と空間(状況・環境)を表します。
その時、
その環境が
ぴったりと当てはまっていれば、
思いが通じてゆくということなんですね。
では、
肝心の「時中」であるかどうかは
どうやって知るのか、ですが、
それは、
「萌し(きざし)」に気づくことです。
何か行動を起こしたいけれど、
今動いて良いのかと迷う時がありますね。
そんな時、
テレビや新聞、友人との会話、
生活の中で「アレ?」と思う
メッセージに出会うかもしれません。
何でもない新聞の記事が急に目に入ってきたり、
雑誌の写真のイメージが印象に残るかもしれません。
人との会話の中に、
気になるキーワードが隠されているかもしれません。
これは、他の人には
まったく意味のないものでも、
自分にとっては
「今、こうする時だ」または
「今は静かにしている時だ」という
メッセージである可能性があります。
願い事や夢を持っていて
叶えたいと思う時は、
熱意は心の奥に持ちつつ、
冷静に自分と自分をとりまく環境を見つめて
その変化やメッセージを感じとる目を
磨いておく必要があるようですね。