やっちまった・・ (肩腱板断裂闘病記 -42-) | じょにーのブログ

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「肩腱板断裂」の治療体験記(入院・手術・リハビリなどなど)です。右肩手術から1年後、左肩も手術。その左肩は「再断裂」・・悲しい中年男が、前向きに?闘病を綴ります。

術後6週間が過ぎて、少し良くなってきたかな?という所で、

やってしまった!

 

この日、雨と風がものすごく強く、波浪警報と洪水警報が出ていました。

 

そんな中、マンションのベランダに置いてある、「植木用の小さな温室」が風で倒れた。

 

これはいかんと雨が少し収まった所で、復旧作業を始めた。相変わらず風がすごい中で。

 

その温室を脇において、植木鉢を片付けていた所で、突風がまさに「ゴォーッ」と・・

 

そして温室が舞い上がり、ベランダから飛んでいく・・

 

「うわぁー」まさに叫んでいたかと思う。ダッシュでつかまえにいく。

まさにベランダの壁を乗り越えたところで、腕を伸ばしてなんとかつかまえる。

でも右手だけでは強風の中支え切れず、思わずまだ動かしていけない、動かしていない手術した左腕も、つかまえるために「グイっと伸ばして」しまった。

 

「おぅ~っ」「痛い~」。

 

飛んでいって大変なことにならなかったことに安堵しつつも、痛みが強く、「再断裂?」の不安で一杯になる。

 

すぐに「アイシング」で冷やす。もう憂鬱・・もし再断裂していたら・・などと悪い方にばかり考えてしまう。

 

そうそう無理をしない限り、小・中断裂では再断裂はないと思うが、

 

「術後6週間から3か月が一番再断裂の危険性が高い」

 

と一般的には言われているのが気になってしまう。それはおそらく自分がそうであるように、術後6週にもなると、装具もはずれてそれなりに動かせるようになるので、つい過度に動かしたり、動かさざるを得ない状況になって大きく動かしてしまう・・そして再断裂・・の時期なのであろう。

 

「腱板は、術後6週前後から骨に付き始め、3か月位でほぼ固定される。」

 

と言われているので、動かせるようになっても、その付着部の固定は不安定なので、十分に注意することが必要である。ということである。

 

さて、その夜そして翌日、痛みが強くなってくるようなことはなかった。少し安心。

 

リハビリに行き、PTさんに伝えると、まずそう簡単には再断裂はないだろうと言われる。少し炎症するかもしれないので、数日間少し頻繁にアイシングするよう言われた(張りが強くなっていた。熱感もあるよう。やはり炎症は起きているよう)。

 

色々調べてみると、再断裂の確率は決して低くないようだ(特に大断裂や完全断裂の場合)

 

でも再断裂したからと言って、すぐ再手術ということはないらしい。それは、かなり大変な手術になるようで、患者の痛みや筋力、その後の生活等も考慮して決めていくらしい。

 

つまり・・患者本人は、再断裂しないように、3か月位は慎重に生活することが大事ということであろう。

(とは言え、動かさなさすぎれば拘縮して動き悪くなってしまうし、正しく継続してリハビリすることも重要ですね。)

 

ご存じの方も多いかと思いますが、昨年の手術の際も参考にしていた、肩専門の整形外科医師が書いているHPが、結構更新されていて、役に立つ所も多いので、ご興味のある方は見てみて下さい。腱板断裂だけではなく、他の肩関節の疾患やリハビリのビデオなども出ています。再断裂に関する記載もあります。ご参考まで・・

 

https://shoulderpainclinic.<wbr>com/archives/865.html