術後6週間が過ぎて、少し良くなってきたかな?という所で、
やってしまった!
この日、雨と風がものすごく強く、波浪警報と洪水警報が出ていました。
そんな中、マンションのベランダに置いてある、「植木用の小さな温室」が風で倒れた。
これはいかんと雨が少し収まった所で、復旧作業を始めた。相変わらず風がすごい中で。
その温室を脇において、植木鉢を片付けていた所で、突風がまさに「ゴォーッ」と・・
そして温室が舞い上がり、ベランダから飛んでいく・・
「うわぁー」まさに叫んでいたかと思う。ダッシュでつかまえにいく。
まさにベランダの壁を乗り越えたところで、腕を伸ばしてなんとかつかまえる。
でも右手だけでは強風の中支え切れず、思わずまだ動かしていけない、動かしていない手術した左腕も、つかまえるために「グイっと伸ばして」しまった。
「おぅ~っ」「痛い~」。
飛んでいって大変なことにならなかったことに安堵しつつも、痛みが強く、「再断裂?」の不安で一杯になる。
すぐに「アイシング」で冷やす。もう憂鬱・・もし再断裂していたら・・などと悪い方にばかり考えてしまう。
そうそう無理をしない限り、小・中断裂では再断裂はないと思うが、
「術後6週間から3か月が一番再断裂の危険性が高い」
と一般的には言われているのが気になってしまう。それはおそらく自分がそうであるように、術後6週にもなると、装具もはずれてそれなりに動かせるようになるので、つい過度に動かしたり、動かさざるを得ない状況になって大きく動かしてしまう・・そして再断裂・・の時期なのであろう。
「腱板は、術後6週前後から骨に付き始め、3か月位でほぼ固定される。」
と言われているので、動かせるようになっても、その付着部の固定は不安定なので、十分に注意することが必要である。ということである。
さて、その夜そして翌日、痛みが強くなってくるようなことはなかった。少し安心。
リハビリに行き、PTさんに伝えると、まずそう簡単には再断裂はないだろうと言われる。少し炎症するかもしれないので、数日間少し頻繁にアイシングするよう言われた(張りが強くなっていた。熱感もあるよう。やはり炎症は起きているよう)。
色々調べてみると、再断裂の確率は決して低くないようだ(特に大断裂や完全断裂の場合)。
でも再断裂したからと言って、すぐ再手術ということはないらしい。それは、かなり大変な手術になるようで、患者の痛みや筋力、その後の生活等も考慮して決めていくらしい。
つまり・・患者本人は、再断裂しないように、3か月位は慎重に生活することが大事ということであろう。
(とは言え、動かさなさすぎれば拘縮して動き悪くなってしまうし、正しく継続してリハビリすることも重要ですね。)
ご存じの方も多いかと思いますが、昨年の手術の際も参考にしていた、肩専門の整形外科医師が書いているHPが、結構更新されていて、役に立つ所も多いので、ご興味のある方は見てみて下さい。腱板断裂だけではなく、他の肩関節の疾患やリハビリのビデオなども出ています。再断裂に関する記載もあります。ご参考まで・・
https://shoulderpainclinic.<wbr>com/archives/865.html