私はお話泥棒(コソドロ)
人の話題を奪って自分の話をしてしまう


「実は私もね…」「私もそう思ってた」
って感じで話始めて
いつの間にか泥棒している
話を戻そうとしても、手遅れ
戻そうとしても焦ると
話が飛んでしまってメタメタ
 
同意でも共感でもなくて泥棒

つまりは
話を聞くのが下手
カウンセラーとして致命的っぽい

土日の勉強会の時を思った


寝込みながら
『流れ星』と言うドラマの再放送に釘付けになった
以前に見た記憶があった
でも、今見るとまったく違う感覚がある 
主人公の竹野内豊さんの言葉のペース
一度、相手の言葉を受け取るように見えた
ゆっくりゆっくり言葉を口にする


群馬のランチ会でも
聞き上手って本当に良いなぁって思った瞬間があった
ゆっくりゆっくりと言葉を紡ぎ出す人
静かにじっと耳を傾ける人
聞きたいのに聞けずにいるけれど
そこにいない大切な人の言葉を
出逢いの中で
お互いに聞いているようだった


どんな経験も必要なんだ 

お話泥棒の私は
今までは言葉を発射することが
会話を弾ませることだと思ってきた
でも
せっかく出会う時間だから
気持ちを弾ませるようになりたいと思う

泥棒して自分が主役がならないと
価値がない
忘れられてしまう
嫌われてしまう
誰の人生の主役になろうとしていたのかなぁ


きょうは大切な友人に会いに東京に行く
一日のどこかで
ゆっくりと彼女と出会った気持ちを感じたい
彼女が私といて楽しいか、ではなくて
私が彼女といてどんな風に感じているか


だから
ドラマの再放送が見られないのはちょっと残念
(後でレンタルして見るつもり)
ゴメンね、Mちゃんにひひ