世界遺産登録勧告を受けた
絹産業遺産群の高山社跡に行って来た

何度も前を通っていたけれど
初めて中まで入ってみた
私ってミーハーなの(*^.^*)

ここは、養蚕の研究所だったらしい
質のいい繭を巻いてくれるオカイコ様の研究をして
農家に伝授する学校だったと説明してもらった
(違っているといけないので、最初のリンクを読んでね)

説明してくれる役所の人は
とても一生懸命で世界遺産登録の喜びを感じた
カズ姉さんのセミナーで
人の気持ちは3メートルくらい伝わるって教えてもらったけど
そんな感じがしたニコニコ

世界遺産のイメージは
貴重な建物や景観と思っていたけれど
今回の群馬は産業遺産群だからちょっと違う
遺産の持つ歴史的意義が大切だから
説明にも熱が入るのかもしれないグッド!

ちなみに入場料もない(今のところ)
駐車場もトイレも新品のピカピカ
世界遺産登録勧告で
ゴールデンウィークに合わせて急遽作ったんだって
ものすごくたくさんの人が来てくれて
担当者の人が驚いてた
私達が行った時もそれなりに人がいたから
私もびっくりした
だって今まではひっそりとしていて
車もたまにしか通らない印象だった
そう言う私だってニュースにつられて
初めて行ったんだけどねべーっだ!


母の実家は養蚕をやっていた
生産については説明してくれる人よりも詳しかった合格
私も幼い頃に手伝いをしていて
関わる人みんなが
オカイコ様と呼んで大切にしてた
高山社跡で昔の養蚕の道具にふれたら
あの頃の記憶が蘇ってきた
蚕室の匂い
桑の緑と地下室の湿気
オカイコ様が桑を食べるときの音
そして、爪の中に入り込んだオカイコ様の落とし物
きっと、母もそうだったのだと思う
世界遺産登録勧告は
私達親子には40年以上も前の記憶への
タイムスリップ切符みたいだったロケット

一緒に藤棚を見て
名物の焼きまんじゅうを食べて
爽やかな風の中を散歩した
藤はもう、終わりに近いかな
お早めに~