群馬の心屋仲間のひとみんのブログを読んだ
何となくコメントしたくなって思うままに書いてみた

書いたあと、ざわざわした
あの頃のことを少し思い出していた

私は今の人生を後悔してから
子供の頃のことを思い出すことが難しくなった
どの時も両親は
こんな今の私を思いながら育てたはずはない
そう思うから


小学校4年の時の私
確かに宿題を提出しなかった
宿題はきちんとやりランドセルの中に入れてある
それを先生に出さなかった
そのときの私が何かを決めて
先生に分かって欲しいことがあって
宿題をやってあるのに出さないことで匂わせた

確かに先生がひいきするらしいと
何となく噂になっていた
私はひいきされていないと感じていた

母が学校に呼ばれた
宿題をやっていたのを知っていた母は
先生には何か理由があるから
このままにさせて欲しいと言ったらしい
先生は理解してくれたのだと思う

先生はただ私を
毎日、教室の後ろに立たせた
恥ずかしかったけれど
それ以上は何も言わなかった
子供心にも意地があって
もう終わりに出来なくなっていたと思う

反抗的な態度で
宿題を出さないなんて訳の分からない抗議して
理由を言わない、謝らない
それでも先生は淡々と私に向かっていた

もしも本当にひいきがあったとして
ひいきされてたのかもしれない

先生だってイヤなことだってあったと思う
放課後のプールで
黙々と泳ぐ先生を見たことがある

あの頃の私には分かってほしい何かがあった

分かってほしくて
言えなくて匂わせる
分かってもらえないと
相手を嫌いになる
嫌いもまた匂わせる
謝る勇気がなかなか出せない

大人になっても
あの頃の私のままだ

たぶん
分かって欲しかったのは
私を好きになって欲しいってこと
嫌いにならないでと言いたかった

だから
コメントした後で怖くなった
もしも当時の先生が私のブログを読んで
あのコメントにたどり着いたら
先生に嫌われてしまう
みんなに嫌われてしまう
そう思ったんだ


夕べはザワザワして
それでもひとみんのおかけで
あの頃のことを思い出せて
嫌いにならないでと怯える自分を感じて
そんな自分をさらけ出して
ここに居ることを
良しとしようと思う合格