明日のためにできること。

明日のために私は今日、何かしているだろうか。
そんな言葉が頭に浮かんだ。
明日につながることを何かしているだろうか、と。

最近、仕事が20時を過ぎると、いつも急にしんどくなる。
何のためにこんなにがんばってしまうんだろう。
特に残業手当があるわけでも無く、評価シートがあるわけでもない。
ノルマさえ存在しない。
なんでこんなにがんばるんだろう。
明日につながることではないような気がするなー。
私は本当はどうしたいんだ??
体力的なしんどさから、こんな思考を巡らせていた。
今日、そのしんどさは頂点を迎えた。

地元の友達に電話をかけた。
愚痴を聞いてもらいたかっただけだと思う。
一人もつながらないなーと思っていた矢先、ある人が電話をくれた。
愚痴を吐きたくなくて、うまく甘えることもできなくて、
なんとなくいい時間にならなかった。集中できていなかった。
彼は、私を見限って、「ごめん、本屋に着いたから、電話を切るね」そう言って電話を切った。
私の話に緊急性を感じなかったのだろう。面白さもなかったんだろう。

電話を切ったあと、彼を大切にできなかったことに後悔した。
でも、ありのままの自分を否定したくなくて、そのまま思考を走らせた。

だれかに素直に甘えられたらいいのに
でも、愚痴なんか言わず、いつも笑顔でいられる女性ってステキだなー。上手に甘えられるようになったら、パートナーに出会えるのかなー、結局何も変わってないのかなー、…
いろんな思いがあった。

そんなとき、ふと、
私はどうしたいんだろう？
今日、どうしたかったんだろう？
なんでこんなにさまよってるんだろう？
私は本当にしたいことってなんだろう。
そんな、学生が思うようなことを思っていた。しんどいな…って。
まだまだ思いを走らせてみた。

そしたら、いいところにたどり着いた。
「やりたいことがわからないときは目の前のことを一生懸命やればいい」

いろんな本に書いてあること。
そうだね。

わたしはいつ頃かに心の中で思ったんだよね。
「やりたいことがよくわからないから、目の前のことを一生懸命やろう！」って。
そう思ってやってきたんだよね。

それ、実践できてるじゃん！
しんどいって思っても、がんばってるじゃん！

なんかそう思うと、迷いはなくなった。
目の前のことを一生懸命やればいい。
迷いながらも、そのことを思い出せた。

明日のためにできること。
実践しているような気になった。

やっぱり生きるって素晴らしい。