これまでの話
♯直前のリンクだけにしました💦
つづき
リメンバーの曲。
一週間前に何気なくスマホに保存した。
『覚えている』
CREDOさんが遠隔ヒーリングをしている間、曲を繰り返し再生しつつ、私も目を閉じて瞑想していた。
チャネリングをするつもりはなく、瞑想をするつもりだったが、頂上に着いた時から度々浮かんでいた映像がまた展開された。
おかっぱ頭の幼い男の子。
山の上でもかろうじて身分がわかる衣装。
穏やかに笑顔を浮かべて
母君も助かったと知らされているからか
表情には悲しみもなく
身の上の憂いもなく
天国のように美しいこの場所で
馬と遊んだり、従者や側仕えの者と
駆け回って笑いあって、楽しそうにしている。
運命を嘆いてはいない。
なぜなら、幼き子にとっては新鮮なことの方が多かったから。
目の前には極楽浄土のように美しい景色が広がり、
下界の喧騒、穢れからは遠く離れている。
その清浄な場では子どものもつ生命力は輝き
仕える者たちは悲しみ多き中にも、
浮世にある束の間の、しかし本物の
幸せも見れた。
大いなる天と地、その間にある人。
夜になれば星月が、朝になれば太陽が
現世(うつしよ)を照らす。
憂き世であろうとも、
この理だけは
未来永劫変わらない。
天地の大いなる愛に
身を委ねて生きる。
人には生きる深い愛がある。
それでよい。
誰も何者でなくとも。
何もなくとも。
なるほど…
一瞬、涙が出そうになったが、泣くつもりはないので冷静になる。
何回目かの再生で、
この曲もこのためだったか…と
ふと思い、意味を頭の中でおさらいしていた。
Rememberの意味は、、
思い出す…
思い起こす…
記憶している…
覚えている……
『覚えている』
その時、
フワッと大きく
上方からあたりすべてを覆うような感じで、
軽くふわっとしたあたたかいものが降りてきた。
その感覚が起きたとたん、胸から込み上がって、涙が勝手に流れ出した。
冷静に観察しようとしたが、感情が伴っていたので、これは自分の中にもあるんだと、その時、はっきりわかり、認めた。
『覚えている』
覚えている…
覚えている……
また、あの女の人の雰囲気だった。
たおやかで高貴な雰囲気の人。
女神と似ているがこれは人だ。
なぜか?
愛の質があたたかく深かったからだ。
人が持つ深い愛。
母のような愛。
安徳天皇の母、建礼門院徳子さんなのだろうと思う。
安徳天皇
徳子さん
徳島
やけに「徳」の字を見る。
私のおばあちゃんの名前も「徳」と書いてトクだった。
まったく、日本の言葉遊びの困らなさ。
袖触れ合うも他生の縁というが、
言葉遊びも縁の暗号、サインだ。
涙が止まらず、流れるままにしておくが、感情が伴っているので、少し苦しいが嫌ではない。癒されているのがわかる。
「のんちゃん、終わったよ。」
CREDOさんが静かに言った。
目を開けた。
真っ暗なまま、少し話した。
偶然にも、私は剣山の頂上側、南側に向かって座っていて、
CREDOさんは、日本列島、北側に向かって座っていた。
私は浄化の役目で、
CREDOさんは遠隔ヒーリングの純度を上げる役目だった。
私はそんな話をCREDOさんにした。
CREDOさんとのご縁は、私がCREDOさんのファンになり、勝手になついて親しくさせてもらって今に至るのだけど、
それが私の人付き合いのスタンダードでは決してない。
私もなんだかわからないまま、そうして来たのだ。
しかし、少し前に知った。
これも何千年も巡っている縁なのだと。
だから、こうして今も、剣山に来ている。
CREDOさんも、今日、山を登って来る時に、不思議なことを言った。
『時空次元を超えて、私たち、イスラエルから剣山に来たよ。』
お茶目に笑いながら。
私は感覚的にわかる。
そういう世界だと。
理由も根拠もないが、信じることができるのだ。
縁を大事にしなさいと、みんな言う。
私の、父方の豪快なおじいちゃんもよく言っていた。
縁がすべてだ。
その縁を生かすのが人の努めだ。
続くか別れるかは関係ない。
縁したことが重要で、宝なのだと。
CREDOさんはお風呂に行って、私は鶴田真由さんの本を少し読ませてもらって、
その本の話やら、CREDOさんのスピリチュアルな話やら、しばしした後、眠りに着いた。
眠りに着く頃には、星のことは、
ほとんど頭になかった。
しかし、
お手洗いに行きたくなり目が覚めた。
スマホを取って時間を見た。
8月8日、午前3時33分。
…!
思考より早く、星が見れるとわかった。
♯スマホの待受画面を載せますが、顔天才チャウヌが出てきますが、そこはスルーでお願いします。←
♯投げキスなのよこれが。粋だわー、やるわー、アセンテッドマスター。
私は、寒い外に出る用意をした。
靴下を履き直して、ダウンを着て、
赤色灯のヘッドライトと、スマホを持って、
お手洗いを済ませたあと、
夜間用の出入り口から外へ出た。
マカハで見た、ダイヤモンドのように輝く大粒の星よりも大きな星々が、目の前に無数に瞬いていた。