街の店から
近場の店へ 変わった時に
33才のシングルファザーに出会った
私はまだ若く
チヨット大人の男性に 惹かれた…
一度だけ 飲みに連れてってもらった店で
初めて その人と踊った
名前は 服部ちゃん
服部ちゃんは私に
「お嬢ちゃん」と呼んでた
一日だけ…本当に 一度だけ
海へ行った
夕暮れになる頃
黙った服部ちゃんが…泣いてた
私は なーんも言えなくて
情けないってより
早く帰りたくなった…子供と言うか何と言うか…
〈私・子持ちですけど
〉
数日して
うちのママが 海に行ったのを知ってるかのように
服部ちゃんの話しをしだした
ピンときた…
ママの彼氏だったんだよね
何故か涙がポロポロ出て
洗い場に アイスポックスとコップを投げ付けた
割るって行為は
多分これが初めてで
最後だったかと思う…
キレた事がないと思ってたけど
この時は そう キレたわ 思いだした…
「ママの彼氏なら彼氏ってちゃんと言ってよ!コソコソしてさぁ…」
怒鳴って割って帰った
大人の服部ちゃんに憧れてた私…
後から知った
服部ちゃんの涙の訳は
一度目の奥さんは 亡くなり
二度目の奥さんは 蒸発
服部ちゃんは 亡くなった奥さんを ずっと
忘れられない間々
過ごしてたらしい…
年上のオバンのママが
そんな気持ちを癒したんだと思った〈大人考え〉
後にも先にも
片思いってのは
33才の服部ちゃんだけだったんだけど
明くる日 ママが
「昨日の日当」って
お金を持ってきた
私「いらんよ!!」
ママ「貰い!」
…わざわざ家まで来てくれてチヨット 恥ずかしくなりました
それから この店に
数年勤める事になりましたけどね。。
終
近場の店へ 変わった時に
33才のシングルファザーに出会った
私はまだ若く
チヨット大人の男性に 惹かれた…
一度だけ 飲みに連れてってもらった店で
初めて その人と踊った
名前は 服部ちゃん
服部ちゃんは私に
「お嬢ちゃん」と呼んでた
一日だけ…本当に 一度だけ
海へ行った
夕暮れになる頃
黙った服部ちゃんが…泣いてた
私は なーんも言えなくて
情けないってより
早く帰りたくなった…子供と言うか何と言うか…
〈私・子持ちですけど
〉数日して
うちのママが 海に行ったのを知ってるかのように
服部ちゃんの話しをしだした
ピンときた…
ママの彼氏だったんだよね
何故か涙がポロポロ出て
洗い場に アイスポックスとコップを投げ付けた
割るって行為は
多分これが初めてで
最後だったかと思う…
キレた事がないと思ってたけど
この時は そう キレたわ 思いだした…

「ママの彼氏なら彼氏ってちゃんと言ってよ!コソコソしてさぁ…」
怒鳴って割って帰った
大人の服部ちゃんに憧れてた私…
後から知った
服部ちゃんの涙の訳は
一度目の奥さんは 亡くなり
二度目の奥さんは 蒸発
服部ちゃんは 亡くなった奥さんを ずっと
忘れられない間々
過ごしてたらしい…
年上のオバンのママが
そんな気持ちを癒したんだと思った〈大人考え〉
後にも先にも
片思いってのは
33才の服部ちゃんだけだったんだけど
明くる日 ママが
「昨日の日当」って
お金を持ってきた
私「いらんよ!!」
ママ「貰い!」
…わざわざ家まで来てくれてチヨット 恥ずかしくなりました

それから この店に
数年勤める事になりましたけどね。。
終
真っ暗で 車も通らない
10才の私には 酷くない?
早く 早く 早足だけど
それが又 気を焦らすから
怖くないもん!みたいに
強き…
チャリンコに乗った人が
追い越した…
誰かいるだけでも 安心
10㍍先くらいで 私は左に曲がり
空き地になってる100㍍ばかりを 通りぬければ
住宅街のオジサン宅
あれ?
さっきのチャリンコのオジサン…かがんでる
パンクでもしたのかなぁ
なんて…本当は思ったふり
結構 察知のよい私は
予感がした
ドキドキしながら
チャリンコの脇を左に下り空き地に入る
走らなきゃ!
走らなきゃ!
ドドドッ~って
駆け降りてくる足音
来た 来た 来た~
「ぎゃー ぎゃー 助けて」って叫んだ
首には さっきのチャリンコの男であろう
オジサンの両手が…
私の悲鳴で 助けに来た人はいなかったけど
男は 逃げていったんだ
こうやって 生きてるのは
あの時 必死に叫んだおかげ…
今朝ニュースで
六歳の子供が 殺されてた
私も きっとあの時
犯されて 殺されたかもしれないな…
男って酷いわ
でも あの時 必死でおじ宅までたどり着いた私に
年が変わらない従姉妹二人は
「そうやって 嘘ついて うちに上がりたかったんでしょう」なんて いいやがって
私は二度傷ついたけど
金持ちになっても 絶対
人には優しくしよう!
などと 思えたのは
あの 意地悪な
従姉妹のおかげだわ
金持ちになる事は
なかったけどねー
終
10才の私には 酷くない?
早く 早く 早足だけど
それが又 気を焦らすから
怖くないもん!みたいに
強き…
チャリンコに乗った人が
追い越した…
誰かいるだけでも 安心

10㍍先くらいで 私は左に曲がり
空き地になってる100㍍ばかりを 通りぬければ
住宅街のオジサン宅
あれ?
さっきのチャリンコのオジサン…かがんでる
パンクでもしたのかなぁ
なんて…本当は思ったふり
結構 察知のよい私は
予感がした
ドキドキしながら
チャリンコの脇を左に下り空き地に入る
走らなきゃ!
走らなきゃ!
ドドドッ~って
駆け降りてくる足音
来た 来た 来た~
「ぎゃー ぎゃー 助けて」って叫んだ
首には さっきのチャリンコの男であろう
オジサンの両手が…
私の悲鳴で 助けに来た人はいなかったけど
男は 逃げていったんだ
こうやって 生きてるのは
あの時 必死に叫んだおかげ…
今朝ニュースで
六歳の子供が 殺されてた
私も きっとあの時
犯されて 殺されたかもしれないな…
男って酷いわ

でも あの時 必死でおじ宅までたどり着いた私に
年が変わらない従姉妹二人は
「そうやって 嘘ついて うちに上がりたかったんでしょう」なんて いいやがって

私は二度傷ついたけど
金持ちになっても 絶対
人には優しくしよう!
などと 思えたのは
あの 意地悪な
従姉妹のおかげだわ
金持ちになる事は
なかったけどねー
終

