2回目はちゃんとした講座になりそう!
今回解説するのは妖精について!
これは得意分野だから、安心して聞いてて!
この妖精っていうのはケイも言ってたけど、見た目はかなり精霊に似てるんだ。
今回イラストで紹介してるのは人型だけど、氷の塊みたいなヤツとか、光の玉みたいなヤツとかいろんなのが妖精にはいる。
でも、大体どんなヤツもいたずら好きなんだよねぇ。
人の多いところには姿を現さないんだけど、一人で森の中に入ったりすると、髪を引っ張ったり、小石とかいろんな物を投げたりとかって、何かとちょっかい出してくる。
人を驚かすのも好きで、暗いところでわざと笑い声を聞かせたり、音を出したりして、怖がらせたり驚かしたりするのなんか大好き。
一応モンスターとして分類されるんだけど、ほとんど害はないね。
あ、それと、精霊と違うのはほとんどの妖精がしゃべることができないってとこかな。
中にはちょっとは話すことができるヤツとかもいるんだけど、ほとんどの妖精は笑うか泣くくらいしか声を出さない。
これは、ただ単に声を出せないっていうのや、話し声が人には聞こえない、わたしたちが使っている言語とは違うから聞くことができないとかって、いろんな説がある。
でも、実際妖精を捕まえることはなかなかできないから、その辺の詳しいことはわかってないみたいだね。
後、時たま魔法を使うものすごく強いやつがいるらしいけど、大抵そういうのは争いを好まないタイプだから襲われることはまずないんだって。
でも、たまに暴走するやつもいるからもしかしたら妖精と戦わないといけないことがあるかも。
もし戦うことになったら、魔法は使わないほうがいいね。
妖精は魔法について人間より詳しいって言われているし、下手すると魔法を吸収されちゃうかも。
それで、剣とかの攻撃はちゃんと聞くんだけど、妖精はかなりすばしっこいし、小さいからなかなか攻撃を当てるのは難しいかな。
一番効果的なのは火を投げつけることだと思う。
妖精は火を嫌うやつが多いから、火を見たら向こうから逃げ出す。
ただ見た目が火のヤツ、例えば火山なんかにいる精霊は火を投げると逆効果だから、火が好きそうなやつには水をぶっかけてやるといい。
そしたらたぶん退治できる。
ただ妖精に関するデータはさっきも言ったけど少ないから、詳しくは不明。
まぁ、詳しいことは自分で調べてみそ、って話よ。