「ぐるんぱのようちえん」で有名な絵本作家の堀内誠一さんの企画展へ
展示品の量が多く堀内さんの活動量に驚く
それも「ふらいぱんじいさん」、「きこりとおおかみ」など読んだことのある絵本ばかり
じっくり見ていると、見終わるのに3時間近く経っていた
企画展のポスターになってる「ぐるんぱのようちえん」は、ふさぎ込みがちな象が生きる意味を見つけるために、社会に出て働こうとする物語
堀内さんの親しみやすい絵が物語を、優しく楽しくしている
物語は、
クッキー屋さんやピアノ屋さん、皿屋さんなどを回るも、張り切りすぎて大きすぎるものをつくってしまい追い出されてしまう。
気を落としていた象「ぐるんぱ」は、たくさんの子どもを育てている母親から子守りを頼まれる。
大きなピアノやクッキーは子どもに大人気。
クッキーは子どもみんなで分け合っても全然なくならない
大きなお皿はプールに。
「ぐるんぱ」は幼稚園を開き、子どもたちと楽しく過ごす。
他にも、分かりやすく、素朴な表現ながらも、人生の中で大切なもことがたくさん込められていた
『たろうのともだち』
作:村山 桂子さん 絵:堀内誠一さん
出版社:福音館書店
絵本『たろうのともだち』では、ともだちについて、どちらが強い弱いではなく対等な関係だということをわかりやすく伝えていた。
印象的なのが太郎が「けらいなんていやだ」と言うシーン。
他のシーンで描かれている柔らかい表情から一転、太郎は毅然とした表情をしている。
ともだちは強い弱いではなく対等な関係だというメッセージが絵から伝わってくる