この夏の暑さも大変に厳しい。とにかく熱中症に気をつけなければ、と思っていたのに、昨夜、娘が激しい頭痛にみまわれ、吐き気と悪寒も。でもなにも出すものもなく、痙攣かと思うような肩のあたりの震え、本人がやっとのことで絞り出した言葉は「ヤバい」

すでに出遅れてたけど、とにかく電話で総合病院の夜間診療に問い合わせ。過去に受診してたし、熱がなく、咳・鼻水などの風邪症状もないため、受診可能とのことで、夫の運転で連れて行った。タクシー、と思ったけれど、吐き気があるのでは駄目だろう。ご迷惑かけそうな気がしてよした。

夜間受付して、待ち合いには、ディスタンスを保てるぐらいの患者さんたち。
血圧を計らせるよう指示されたけれど、娘はグッタリと脱力していて、用意された車椅子に、夫が乗せてくれたけれど、首が折れてしまって支えがないと無理な状態。そこへちょうど男性スタッフが通りかかられ、すぐに処置室へ連れて行ってもらえた。看護師さんに「ヤバい」と言っている声が聞こえる。え?マジでヤバいの?!

たしかにこれはマズイと思ったので夜間にかかわらず受診することにしたのだけれど、自分の判断では、あのまま血圧を計らせてひたすら待ち続けていただけだっただろう。偶然首が折れ気味の娘を見留めてもらえて本当に良かった。

処置室は救急の患者さんも運び込まれて大にぎわい。熱中症に急性アルコール中毒?娘は医師が診にきてくれたときに限って眠ってしまっていたけれど、目覚めるとまた頭痛に苦しみ出す。

なぜに我が子は、こういつも、急変して発症するまでなんともなく振る舞っているのだろう。自分でもなにが起こっているのかわからなくなるらしく、パニック気味にもなる。

結局のところ、精神的なものか暑さのせいかはわからないが過呼吸になってしまっていたらしい。本人曰く、精神的なことはいまは思い当たることがない、って。

しかし、痛みは去らず、入院していきますか?と勧められる。個室しかないけど、って。
うー、いや、この際、お金のことはいい。たまになる、この夏の不調、検査してもらったほうがいいに決まってる。

入院は一泊だけで今日のお昼には帰宅しましたが、今週脳波の検査です。その翌日には自分の先日受けた検査結果を聞きに行かねばだし、その翌日にはまた娘が受診予定。。。

お盆というのに、ご先祖さまをないがしろにしているからなのか、ゴートゥホスピタルな日々になりそうだ。


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