お盆には、お寺からお坊さんが来て

お経をあげてくださいます
一ヶ月ほど前に「8月14日に行かせてもらいますと

連絡があったよ」と母から聞いてました

その日が近づいてきて、
母は、お座布団を出したり

仏花を買いに行ったり
準備に精を出していました

ワタシも、ささやかですが
お供えをさせてもらいました

13日の朝のことです
母が「今日は忙しいで、お寺さんがくるからな」
と言います
あれ? 14日と聞いてたように思うけど
ワタシが聞き間違ってたんか?と思いました

「ワタシはお布施を渡すから、あんたはお茶を出して欲しいねん」
と母が言いますので「はいはい」と軽く返事をしておりました

準備万端
普段は掃除をしない母も
(私の担当です)
軽く掃除をして
今か、今か、と待ちますが
お坊さんは、一向に来ません。
午前中に来る予定が
昼を過ぎても音沙汰なしです。

母は、昼ご飯を食べるタイミングを
失ってました。

「お寺さんが、事故にでもあってこれないのかもしれん」
などと、お得意の妄想で心配を始めました。
 

待ちきれなくなって、とうとう、母がお寺に電話をしましたら・・・
「お宅に行くのは明日ですよ」と言われたのでした。

そうです。
母が日にちを間違ってたのでした。

 

誰も悲しい思いや

嫌な思いをしてないから
まぁ、いいか

と思ってました

 

翌日の午前中に、お坊さんは
ちゃんと来て、お経をあげてくださいました。

 

このことを
叔母や近所のお友達に話したら
「似たようなこと、ワタシもあるよ、
あるあるやで」と言われたそうです。

 

そうか、あるあるなんや
と思えば、落ち込まずに済みますね

年寄りには年寄りの世界があるんやなぁと
妙に納得した出来事でした