「悟りを開いた聖人のように、飄々として、何があっても動じないのが幸せ」
なんて理想は捨てたつもりでいた。
そんなヅラは脱いだつもりでいたけど、まだ、あったんだ。
だけど
「あってもいい」
と思えるようになったんだ。
わざわざ人間やりに来たこの星で、ヅラをかぶらなくちゃ役が楽しめないじゃないか。
思い切り泣いて笑って怒って愛して、一喜一憂したっていいじゃないか。
だって、それは表面で起こっていて
(いや、その最中は激情と一つになったりもするけど)
真ん中の私はいつでも平和で、愛だから。
何をしていても、していなくても、関係ないの。
もう、自分をジャッジしない。
