ひたすら前を向き、

言葉を発する事もなく、

走り続ける。

 

曇り空。

あるいはそぼ降る雨。

交互に繰り返すその中で

俺はひたすら前を向き、

走り続ける。

 

 「第三番 妙徳寺」

 

 

 

 

かなり広い境内だ。

 

 

 

お参りを済ませ、

掃除をしていた人に御朱印を頂けるか聞いた。

 

本堂横の建物に案内して頂き、

住職さんに御朱印を書いて頂いた。

 

 

そぼ降る雨。

ザクザクと砂利を踏む音だけが聞こえる。

 

ふと思い出す。

 

瑞光寺で出会ったあのびしょ濡れの白猫は

どうしてるんだろうか。