今日は、4年生・5年生のSST学習の様子です。
体と心の成長に、急激な変化が訪れる高学年。些細な事にも敏感になり自信を失っていくことも増えていく、とても繊細な年齢に入っていきます。
今だけでなく、これから先の自分の為にもと、「自信のなる木」の制作に取り組みました。
「自分の良い所を、『12個』考えてみてください」
「え~無理。そんなに無い」と言っていた子ども達も、よく自分の事を見つめ返し、俯瞰的に捉える事で「こんな良い所がある」と気づき始めました。
12個の花に1つずつ良い所を書き入れたら、今度は木に花を付けていきます
とても地道な作業ですが、諦めることなく根気強く取り組む事ができました。
いつか自分の自己肯定感が下がりそうになった時、
自信を失いそうになった時、
自分が分からなくなった時、
小学生の頃に12個もの「自分の良い所」を考え、満開に花を咲かせたこと、その力が自分にはある事を思い出して、前に進む力に変えていって欲しいという願いを込めて。
どれ1つとして同じものは無い、とても素敵な「自信のなる木」ができあがりました