大空のサムライ | 晴走雨読 菊千代

大空のサムライ

大空のサムライ―かえらざる零戦隊/坂井 三郎
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坂井三郎は第二次世界大戦で64機の敵機を撃墜した日本のエースでした。


当時、太平洋は完全に日本が制空権を握っていたのですが


戦況が一変しはじめたのは

ミッドウエー海戦、ガダルカナル戦あたりからです。



彼がガダルカナル空戦で海上を見下ろしたとき、アメリカの大船団から


海岸へ何千という上陸用舟艇の曳く航跡を見て


「この戦争は負けだ。」と直感したそうです。



そのガダルカナル空線でドーントレスの機銃で瀕死の重傷を負いながらも


彼はラバウルまでたどり着き一命をとりとめました。



表紙のゼロ戦の上にに英語で

THE STORY OF JAPAN’S GREATEST

LIVING FIGHTER

と書かれてます。

64機の敵機を撃墜した板井三郎氏は2000年に亡くなられるまで


戦争の悲惨さ、また戦争責任は誰にあるのかを伝えていたそうです。



人が人を殺しあう。


死んだようにパラシュートで脱出したたグラマンのパイロットに


「戦争とはいえすまなかった。」


と述懐してます。




板井三郎がガダルカナル空戦でドーントレスに機銃で撃たれ頭に重症を負った時


ふと坂本龍馬が中岡慎太郎言った言葉を思い出したそうです。


「俺は脳味噌が露出するほどやられたからお前は逃げろ。」


私はこの本と「龍馬史」を平行して読んでました。


そしてちょうどその頃、日経新聞の「私の履歴書」で三菱の名誉会長のコラムで


気がつきました。


ゼロ戦は当時三菱が製作してたのです。


という事は、岩崎弥太郎もからんでいる。


坂井三郎~坂本龍馬~ゼロ戦~岩崎弥太郎~サムライ


この5つのシンクロニシティ


もう胸がドキドキしました。