ある出会い しょのⅠ | 晴走雨読 菊千代

ある出会い しょのⅠ

以前から気になっていた高千穂通りにあるWというお店。

昨日お昼をそのお店でいただきました。


半年ほど前、そのお店の前を歩いていたら、ジャズが聞こえてきました。

暖かく、柔らかいピアノの音。息づかいまで聞こえる透明感のあるボーカル、突き抜けるようなサックス。

今まで聴いたことのない音でした。


スピーカーは車庫の中にあって大型の年代ものですが、メーカーのマークが

消えていてメーカー名がわかりません。


そしてその車庫には、26インチのチューブラー、後輪はなんとスギノのディスクホイールを

はいた、トライアスロンバイクがつるしてあります。


いったいどこのスピーカーだろう?

アンプはどんなアンプを使っているのだろう。

自転車にどんな方が乗っているのだろう?


気になってしょうがありませんでした。


知りたい。知りたい。その一心で

2階のお店に駆け上がり、味噌ラーメンを注文したのでした。



お店の壁には古いヨーロッパプロ仕様のサコッシュ(ロードレースで使用する補助食を入れる肩掛けの布袋)

が展示してあるのでまたまたびっくり。


思いきっておかみさんに、「下のスピーカーいい音ですね。」って聞いたら

「マスターの趣味で。」と笑いながらカウンターの中のマスターを見られました。


マスターに話しかけるきっかけをさがしていたのですが、

お仕事中で忙しく調理をされてます。


ところがその時、がっしりした体躯の男性が赤いサイクルツーリングバッグを2つ抱え

私のとなりの席に座り、マスターと親しそうに自転車談義を始めたのです。