NO..4282☆7月7日 七夕の願いが叶いますように… | 手力太郎のワハハ日記 ♪

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クルミちゃん❤️の手力太郎です😋



【 短冊に書いた七夕の願い 】

とある年の7月に、伊勢修養団の故中山靖雄先生が、子どもたちを連れてキャンプに行かれた時のお話です。

参加者の中に、ようこちゃんという17歳の女の子がいました。

ようこちゃんは、生まれつき手足が不自由でしたので、お母さんに車椅子を押してもらっての参加でした。

ちょうど、七夕の時でしたので、みんなで短冊に願い事を書くことになりました。

先生が、「ようこちゃん、先生が短冊に書いて吊るしてあげるから、願い事を言ってごらん」と言うと、

ようこちゃんは、「願い事なんてないもん」

「手が動くようにとか、歩けるようにとか、何でもいいから願い事を言ってごらん」
と言うと、

「やっぱり、願い事はない」

そんなやり取りがあったあと、

「先生、何でも書いてくれる?」

「何でも書いてあげるから、言ってごらん」

全く予想もしない言葉でした。

「神様、どうかお母さんより一日早く死なせてください」

お母さんがいなくなったら、誰が車椅子を押してくれるんだろう。

誰がおむつを替えてくれるんだろう。

不安で不安で仕方ないのです。

ずっと自分の世話に掛かりっきりで、お母さんの時間を奪っていることも氣にしてのことでしょう。

お母さんに、一日でもいいから自由な時間をつくってあげたいという、ようこちゃんに出来る最大の親孝行だったのでしょう。

暫くして、お母さんが先生の元に来て、「ようこは、なんて書いてもらったんですか?」

「あそこに吊るしてあるから見てごらん」

短冊を見たお母さんは、


「私も短冊に書かせてください」

お母さんが書いた短冊には、

「神様、どうか娘より一日長生きさせてください」

( 故中山靖雄先生のお話から )


中山先生にご縁をいただいて、
たくさんの学びをさせていただきました。

この話を思い出すたびに、
涙が溢れてきます。

子が親を想う氣持ちと、
親が子を想う氣持ちを思うと、
この母娘の幸せを祈らずにはいられません。

多くの人に読んでもらいたいお話です。


愛と感謝❤️労りと赦し

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🌈ありがとうマラソン2024🌈

🍀7月7日現在→567000回

🍀累計→ 10567000回