odaiba swap meet③ | 24saloon

odaiba swap meet③


さてと、お盆休みで長いこと留守にしてしまったようだが、


話は確かお台場で行われたスワップミートの話の途中だったよな?


大分時間が経ってしまったようだが、続きをリポートさせて頂くとするか・・・。




HIDEさん、HASEC氏と共に昼頃到着した私、いったいその後どうなったのか・・・。




会場に到着するなり、午前中から会場入りしていた駒沢のMochi氏と鴨居のNOBU氏が帰るというので


少しばかり話す・・・。



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「24!!ミッション直ったんだって?よかったな!!」


「ああ!!完璧に直って今はご覧の通り絶好調だ!!」




そしてまた走る約束を交わし、無事に二人を見送ったのだった。





さてそれでは各ブースを見させて頂くとするかな・・・。



しかしこの日はとんでもない暑さで、私は脱水症状を引き起こしてしまう前にとまずは水分を確保する。






「アイスコーヒーだ。これ以上ないくらいにキンキンに冷えたのを頼むよ、ガムシロとミルクも付けてくれ。」






私は問題なくアイスコーヒーをスタッフから受け取り、あっという間に溶けてしまった氷にクレームをつけて


新たな氷を足してもらうと、ようやくブースの方へと歩き出したのだった。



言っておくが一度ブースを見だしてしまった私をもう誰も止める事は不可能だ。


パーツを見て回っている時は本当に真剣そのものだからな、・・・。



もしも仮に美しい女性がビキニ姿でこちらを誘うようにして私の前を通り過ぎたとしたって


この時ばかりはその女性に運が無かったって事になるだろうな・・・。




そして私はその女性にこう伝える。



「悪いが他をあたってくれ、見てわかるだろうが、今はパーツ探しに夢中だ。」





連絡先くらいは聞いておくのがマナーだろうが、彼女はプライドをズタズタに引き裂かれ、


持っていたドリンクを私に向けてぶちまけて帰ってしまうだろうが仕方が無い。



それぐらいに集中しているという事だからな・・・。




さて、あの炎天下の中、いったいどれくらい見回っただろうな・・・。



3周くらいはしたんじゃないかな?



結局グッと来るパーツとは今回は出会えなかったのだが、その間に再会した友人達について


少し触れさせて頂くとするか・・・。




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名古屋 VISE YOSHIKIと彼の仲間達。


どうやら今回はバイクではなく車での出店のようだな・・・。


なるほど流石だ・・・、今回も当たり前のようにしてバイクでやって来るかと思えば、


蓋を開けてみれば一瞬にして車で最短の時間で派手に現れてみせる・・・。



カメラを向けた瞬間に打ち合わせてもいないのに一斉に出そろったサムズアップが


彼らの普段からの結束の固さや人柄、そのハードなビジュアルの内に秘めたやさしさまでもを


物語っているのだろうな・・・。



彼らは普段から本当に軽々と東京-名古屋間をバイクで走っているように見せているが、


彼らにそんな事を言ったら、「軽々とな訳はないだろう?」ときっと謙遜してみせるのだろうね・・・。





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LOVE EAR ART 弦さんのアイアン。


CRIB MOTORCYCLE 小川氏によるフルカスタムが施され、今回ようやく出来上がったばかり・・・。


素晴らしいバランス感でまとめあげられ、そこに弦さんのスペシャルペイントが施された。


全てが見どころ満載だが、美しい塗装と、リア周りのプランジャーサスは必見だ。




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一緒に会場入りしたHIDEさんとHASEC氏は日陰でひと休み。


なるほど、ここお台場に、69年に開催されたウッドストックを見事に再現してみせたという訳か・・・。


HIDEさんのいい具合に色落ちしたブルーデニムが最高の雰囲気だな。


HASEC氏はこの時、「日差しが強くてもう限界だ・・・。」と言っていた。




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私が千葉に住んでいた時にバイクに乗り出し、一番最初に出会った先輩バイカー、N氏との再会も果たした。


私達は本当に長い距離を共に走り、様々な場所で印象深いキャンプをした。


当時私達は本当の真冬にあえてキャンプ道具をバイクに満載にして出かけ、


そして疲れ果てた体で皆でかき集めてきた薪で作った小さな焚火を囲み、


それぞれがその時考えていたりする事を語り合ったりして本当に大切な時間を過ごした・・・。



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現在は環境も変わり、それぞれの道を進んでいるが、


あの頃の経験が今に繋がっている事は間違いが無い・・・。




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雷雲から逃げるようにして入った帰りのスタンドにて・・・。



このようにして今年のお台場スワップミートは幕を閉じたのだった。


今年は去年のハイドラフェンダーのような衝撃的な出会いとはいかなかったが、


改めてアメリカンモーターサイクルの奥ゆかしさを再確認した一日となった事は、


もはや言うまでも無いだろう。





それでは来年のお台場スワップミートに期待を寄せ、今夜もこの辺で失礼させて頂くとするか・・・。



お台場 スワップミート 終わり