夜の待合室48 | 24時間耐久~嵐を呼ぶリアルタイム更新

夜の待合室48

では先日駅で目撃したものをお話ししましょう。今回は「よーよーのくすり」形式で普段の日記みたいなフォーマットでお送りします。


静寂に雨の降る夜のプラットフォーム。

ライトに照らされた駅名を表示している小さな木の看板が黒闇を遮って、その姿を煌々と夜の空間に浮かびだしておる何とも普段と変わり映えのしない駅。次の電車の音を心待ちにしながら突っ立っていたのです。

実はその数分前、僕はチケット片手に飛び乗った特級電車が真逆の駅を目指しているもので、駅についてからハット気づいたもの。だから、予想だにしない展開に少々の狼狽を伴った上で僕はインフォメーションセンターに駆け込み、親切丁寧な駅員さんに情報を貰うなり、次の正常方向行きの電車を待ちぼうけしていました。

そんな状況下だから余計に雨音が虚しく耳には届き、周囲のサウンドも物悲しいメロディを奏でる夜だったのです。

運悪く傘を持っていなかったため、待合室に入る必要があります。するとそこには既に先客がいて、小学生くらいの女の子二人が仲睦まじげに腰をかけていたのです。僕も大の女好きなので、そんなもの飛びいるに決まってる。獲物を見つけた豹の俊敏さで待合室に入ろうとしたところ、彼女達何を血迷っているのか僕を眼見。鋭い眼光で睨みつけるその虎達の勢いで押されたのか、いざ入ることができなかったのです。

でまぁ、何か怪しいな。なんて考えながら彼女達の盲点となる位置からその女特攻隊を見ていたらね。キスとかしまくってるのよ。

でた、ワンダフルワールド少女の楽園!

本来なら「おいおい、お兄ちゃんも混ぜてくれ」とか言いたいのですが、やはりまだ警察の御用にはなりたくないもの。鷹のように鋭い遠目で成り行きを見てたのです。

すると、こちらの視線に無意識で勘付いたのか。逃げよった

ちくちょう!もっと破廉恥なことをすればよかったのに!俺が許した。もうバックに伸びた手には忍び込んでたデジカメに手を掛けていたからね。

そして誰もいなくなった空の待合室。

冷たい空気がヒンヤリと流れるなんとも違和感のある雰囲気でした。


よーよー