いよいよ道東旅行も最終日。

 

前夜のネイチャーガイドさんの講演を聞いて、

 

早朝の野生動物探しを決意した自分は、

 

早朝4時に起床し、眠い目をこすりながら

 

今回の旅行で3回目のフレペの滝遊歩道を目指します。

 

これまでの昆虫採集や釣りの経験で、

 

早朝は野生動物や昆虫がよく動き回ることは知っています。

 

きっと野生動物との遭遇が待っているはず!

 

いざ、遊歩道に足を踏み入れると・・・

 

早速、キタキツネに遭遇しました!

 

ちょっと距離が離れていて、カメラに収めることはできませんでした。

 

こちらが歩み始めた遊歩道の50mh度先で、目があった後、

 

振り返って、こちらを先導するように歩いて行ってしまいました。

 

 その後を辿るように歩みを進めると、

 

林の中から“カサカサッ”とした物音が聞こえてきます。

 

音は上の方から聞こえてきます。

 

音の方に目をやると・・・

 

 

 エゾリスが3匹、素早い動きで木から木へと渡り歩いていました!

 

エゾリスとの遭遇は、この旅で初めてです。

 

ネイチャーガイドの方によると、葉っぱが生い茂っている

 

夏の時期は、エゾリスを見付けるのは難しいのだとか。

 

幸運でした。

 

その後も、歩みを進めていると・・・、

 

 

林の中でエゾシカに遭遇。

 

警戒してこちらを見ています。

 

更に林を抜けた所でも、

 

親子でしょうか?

 

2頭のエゾシカに遭遇!

 

カメラ目線の写真が撮りたくて、

 

前夜にネイチャーガイドの方に教わった

 

鹿の鳴きまねをしたところ、

 

しっかりこっちを向いてくれました。

 

これ、早朝につき、周りに誰もいなかったからできたけど、

 

人前でやったら、ただの奇人です。(^ ^;)

 

 こうして、最終日の朝は、野生動物たちと

 

遭遇することができ、大満足の早朝散歩となりました!(^ ^)

 

ヒグマにも遭遇したかったような、したくなかったような・・・。

 

宿に帰り、妻子にデジカメに収めた画像を見せましたが、

 

羨ましがっていましたよ~。

 

早起きは三文の徳!

 やっとのことで、エゾシカとの遭遇を果たした我が家。

 

しかし翌日は、千葉へと帰る日。

 

楽しい旅は、“あっ”という間に過ぎてしまいます。

 

北海道最後の夜は、夕食を食べ終えた後で、

 

滞在しているホテルにて、ネイチャーガイドの方の

 

講演を聞きました。

 

これが凄かった!!

 

知床愛に溢れる熱い熱い講演に、

 

聴衆みんなが引き込まれてしまいます。

 

若かりし頃に野宿しながら陸路で知床岬を目指した話。

 

しょっちゅうヒグマと遭遇している話。

 

エゾシカのカメラ目線でのショットを撮るには、

 

声マネが有効である話。

 

そして、聴衆にエゾシカの声マネを強要(!?) して、

 

独特のワールドに引き込んでいきます。

 

 この旅で、知床を満喫したと感じていましたが、

 

このネイチャーガイドの講演を聞いて、考えが変わりました。

 

「まだまだ、物足りないぞ!」

 

と。

 

翌日は、7時頃起床して、

 

昼過ぎの女満別空港発の便で

 

帰路に就くつもりでいましたが、

 

朝4時に起きて、フレペの滝遊歩道を

 

訪れ、野生動物との最後の遭遇に

 

賭けてみることにしました!

 

妻子にも一緒に行かないかと持ちかけましたが、

 

そんな早起きは勘弁とのことで、

 

翌朝、単独でのフレペの滝遊歩道散策に

 

挑むこととなりました。

 

 

 知床五湖遊歩道のガイドツアーを終えた

 

我が家は、帰路、レンタカーを走らせていると・・・

 

前方の道路に車が滞り気味。

 

何だろうと、前方に視線を移すと・・・

 

 

エゾシカの親子が道路を横断中でした!w(゜o゜)w

 

これまで、遠くからの目撃だったり、

 

夜の遭遇だったので、写真に収めることが

 

出来ていませんでしたが、やっと昼間に至近距離での

 

遭遇となり、写真に収めることができました!(^^)

 

道路沿いに車を寄せられるスペースがあったので、

 

そこに車を停めて、車から降りて、

 

少々、エゾシカを観察することに。

 

 

野生動物たちとこんなに至近距離で遭遇できるなんて、

 

世界遺産・知床、素晴らしい環境ですね。

 

この環境を保つために、知床に足を踏み入れるには、

 

我々人間が、自然保護に理解を深め、

 

野生動物たちと適切な距離を保つように

 

努めなければなりませんね。