22歳で母になり、子ども5人育てた。
結婚は2回とも失敗したが息子や娘たちには
周りに恥じない生き方をしてほしいと思い
がむしゃらに、そして厳しく育ててしまった。
上の4人はそれぞれ成人して自分たちの人生を謳歌している。母としてはとても嬉しいことなのだが、ひとりの人間としては子どもたちに
とてつもなく嫉妬している。
私自身が選んだ人生だから後悔はしてない。
子育てに正解も不正解もないし、ただ
ひとり親だからという理不尽な理由で
社会からはじかれるのは不憫だと思った。
子どもたちからすれば「いい母親」とは
思えないだろう。私がどんな人生を歩んだのか興味ないだろうし、聞いたところで時間は容赦なく過ぎていく。子どもたちもいずれは「親」になる。もしかしたらならないかもしれない。
でも誰かのために生きる時間は出てくるだろう。その時はしっかり相手と向き合ってほしい。