続き。
南三陸から30kmほど北上して、陸前階上(りくぜんはしかみ)へとやって来ました。
目的地にあと少しの所で、目にとまる光景が。
ここも震災の遺構なのかな。
近づいてみると、学校跡らしきものに接続するように新しい建物がありました。
東日本大震災遺構・伝承館という建物でした。
震災当日までは宮城県気仙沼向洋高校の校舎として利用されていた建物に震災伝承館を加えた施設との事。
今年の3月10日にオープンしたばかり。
ここも震災を伝えるために保存し、公開している施設でした。
600円を支払い見学する事に。
初めは新しい建物の方で映像を見て、旧校舎の方へ。
旧校舎内はルート設定がされていて、順を追って見ていくようになっていました。
通路等は整備されていますが、その他は当時のまま。
本当に当時のままです。
3階のフロア。
軽自動車がひっくり返っています。
津波により流され、校舎のベランダ手摺を破壊しながら流れて来たようです。
とんでもない津波の力。
4階のフロア。
津波がここまで来たことが、この錆を見る事でわかります。
校舎には流されてきた「冷凍工場」が激突してます。
それを証明するように、冷凍設備用の断熱材が校舎内に散乱していました。
難を逃れた教職員の方達が避難した屋上。
渡り廊下ももぎ取られています。
反対側の棟も教室内はそのまま残されています。
周辺は更地になり、整備工事もまだ続いている状況です。
防潮堤も建設中。
来るときに見えていたのは体育館でした。
屋根は津波に破壊され流されてしまったようです。
屋上から下に降りて外部へ出て体育館の方へ進む。
冷凍工場の激突跡だそうです。
角波鋼板、そんなに強度がある材料ではないけれど、紙のように捻じ曲げれています。
鉄骨の支柱も大きく曲がっていました。
自動車が積み上げられるように重なった場所。
耐震補強はされていて、地震による被害はちゃんと抑えられていたというのが分かる一方、
津波の被害の悲惨さが現実的に体験できる施設でした。
知らずに入ったけれど、ここが見れて良かったです。
こうやって遺していくのも大切な事ですね。
続く。




























