「褒めてよ」

 

 

 

褒めてほしい、


その相手に、

 

それをちゃんと口で伝えることができるって、

 

 




すごいことだ。

 

 



 

 

こんにちは。

心理カウンセラー 星野えみ(えいみー)です。

 


 

不登校&反抗期が超絶ピークに達していた長女を、半ば育児放棄する形で元夫の元に預け、

約1年が過ぎ、

 

今年の年明けから、我が家に帰って来ることになり

 

早2ヶ月弱。

 

 



小学5年生の次女とは、

毎日仲良く遊んでいて、

 

本人たちも、

「今まで史上最高に仲良いな!」と言い合っていて、

毎日ゲラゲラ笑いあっていて(うるさいくらい

 

どうやら反抗期を抜けた様子の長女とわたしとの仲も平穏になっていて、

 

『毎日が平穏で』

と書いたのは昨日。

 




 

 

 

今日の夕食後、

 

次女がわたしの元にやってきて



言った。

 

 


「不登校の子は、たまに学校に来るだけで褒められてずるい」

 

 

 

 

仲の良かった同じクラスの友達が、

去年から不登校ぎみで、

よく学校を休むようになったと。

 

 

不登校になるには理由があるのだろうということ

不登校の子自身も大変なのだろうということ

そんなことも分かるのだけど、


久しぶりに学校に来るだけで、その子は褒められてずるい、と話す。

 

 

 

「毎日学校に行くだけで、わたしも褒めてほしいよ」と。

 

 



 

おいで、と抱きしめて、

「毎日学校に行ってるだけですごいよ。」

「ほんとすごいよ。」

「あなたはよくがんばってるよ。」

「えらいね。」

と、


背中をぽんぽんした。

 

 

 

「ありがと」と言って、

その足で娘はお風呂に向かったので、


わたしはひとりになって、

 


少し考えた。

 

 



これはきっと、


同じクラスの友人のことというより、


学校に行っていない姉のことなんだろうな、と。




 

長女がこちらに帰ってから、

ほぼ学校に行っていない姉が横にいる、次女の気持ちを思ってみた。


 

 

ふと、


長女にもう少し学校に行くように声をかけた方がいいんじゃないか、と考えた。

 

 

 

 

けど、


 

やめた。

 


 

 

不登校で家にいる姉を横目に、

毎日早起きして学校に通う次女を、

 

一瞬不憫に思ったわたしがいたから。

 

 



 

そうじゃない。

 

 

 

次女は、

ただ、

わたしに気持ちを話しただけ。

 

 

「褒めてほしい」と

言っただけ。




次女は、

姉をどうこうして欲しいわけではないし、

 

ましてや、

毎日登校している自分を「かわいそうだ」だなんて思ってほしいわけじゃない。

 


 

 そして、

長女に対しても、

『こう言った方がいいんじゃないか』と頭で考えることなんて、

きっと言わなくてもいいこと。

 

 





 

褒めて欲しい相手に向かって、

 

「褒めてほしいよ」と口に出して言えるこの子って、

 

最高にすばらしいな、と思う。

 




 

 

 

星野えみ(えいみー)でした^^




 

 

 

 

 

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