マスター3日目の昨日
 
 
行くのが嫌で嫌で仕方なくなった
 
 
それでも駅まで行き
電車の駅構内に入る
 
 
私の『嫌』とは別に身体は動く
 
 
だって
『行きたい』も心の中にある
 
みんなの顔を見たい
まりあの顔も見たい
みんなともっと仲良くなりたい
まだほとんど話したことのないコバやアシスタント陣とも話してみたい
ワークを受けたい
カウンセラーになりたい
 
 
同時に、恐怖感や『したくない』も顔を出す
 
人の顔色を見たくない
読まなくていい空気を読もうとするのがしんどい
人からどう思われるかが怖い
取り残されたくない
遅れをとりたくない
よく知らない人に話しかけるのが怖い
 
 
 
それでも
「ここまで来たんだから行こう」
と思い直して
 
抑止力になるように
マスターのメーリスに
『すごく行きたくなくなってるけど、行く』って送って
自分の行きたくないを封じ込めた
 
 
 
烏丸に着いて
重たい気持ちでエスカレーターを上がって
 
スタバのゆったりしたソファーに腰を下ろした途端
身体の力が抜けて
 
大きなため息が出た
 
 
 
 
マスターの開始時間まで
1時間弱
 
 
気持ちを整えて
「行こう」
と思っていた
 
 
 
 
でも
 
心のどこかから
 
 
行きたくないよ
行きたくない
しんどいよ
人の輪に入ったら、また頑張りすぎるんだ
人の顔色を伺って
読まなくていい空気を読もうと気をつけて
人の話を親身に聞いて、寄り添って、共感して
 
 
また自分は放ったらかしなんだ
 
 
 
 
 
 
そんな言葉が出て来て
 
涙が止まらなくなった
 
 
 
 
 
行きたくない
行きたくない
 
 
自分の身体が重くなって
ソファーに沈みこんでいく気がした
 
 
 
 
でも
行かないのも怖い
 
 
置いていかれる恐怖
みんなの輪に入れないんじゃないか
マスターを卒業できないんじゃないだろうか
 
 
 
 
どうしてこんなにも動けないんだろうと
呆然としたまま
 
 
マスター開始時間が過ぎた
 
 
ほっとした
 
 
 
 
もう、何分遅刻しようが、遅刻は遅刻だ
 
 
 
昨日のブログにアナイさんがコメントをくれていて
 
アドバイス通り
深呼吸をした
 
 
そしたら
 
更に涙が溢れた
 
 
しばらく泣いて
また深呼吸をしてを繰り返して
 
動ける気分になってきたから立ち上がろうとしたら
マスター同期のあつこからLINEがきて
更に勇気づけられた
 
 
 
自分のペースで行こう
と、道をゆっくり歩き始めた
 
 
 
 
 
 
 
 
長くなるので二部に続く…