アジアインフラ投資銀行【AIIB】の話です。
4月15日に中華人民共和国財政部が創設メンバー国57か国を発表しました。
アジアインフラ投資銀行とは、Asian Infrastructure Investment Bankの略で中国が提唱し、アジア地域のインフラ整備の支援を目的とした国際開発金融機関です。
日本経済新聞掲載(2015/4/15)から抜粋が以下
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AIIBはアジアのインフラ整備の支援を目的としている。本部を北京に置き、初代総裁には金立群・元中国財政次官が就く見通しだ。資本金は当初500億ドル(約6兆円)、最終的に1千億ドルとする。75%程度をアジア域内、残りを欧州など域外に割り当て、経済規模に応じて個別の出資比率を決める方向だ。
中国が最大の出資者として大きな影響力を確保する
===http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H4O_V10C15A4MM0000/?dg=
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よくもまあ、これだけ参加したものだと感心します。
このAIIBに日本と米国は参加を見送りました。
しかし国内では、日本がAIIBに入り込み、その中で発言力を高めることや、インフラ建設基盤では日本は多くのノウハウがあるとの理由で、積極参加を促す声が強くなっているようです。
とんでもありません。
皆さん、1966年に出来たアジア開発銀行【ADB】で発展途上だった中国向けに融資を繰り返し1000~2000億位は貸し付けたままだと思うのですが、まだ返済することなくAIIBを作ってアジア諸国に融資するという事です。
これだけではありません。
政府開発援助【ODA】として中国に対して、平成23年度まで、日本は円借款3兆3164億円、無償資金協力1566億円、技術協力1772億円を中国に対して供与しています。
今や中国は、国内総生産(GDP)で日本を追い抜き、25年のGDPは名目で日本の約2倍となっているのですよ。
その結果、中国は軍事拡張を続け、南シナ海派遣やら、東シナ海派遣などやり、尖閣諸島を我が領土にしようとしているのです。
しかも防衛識別圏を勝手に設定され、小笠原の第二列島線までやってくる始末です。
このAIIBも、ADBにおいて総裁をやりたかった中国が、日本や米国から断わられたので、主導権を握りたい為に作り、まあADBを挑発したようなもんです。
私の弟が中国に住んでいるのですが、よく言われたものです。
中国人は、「井戸を掘ってくれた人の恩は一生忘れない」と言われているのだよ。
とんでもありません。
いまや、中国に投資企業した日本の会社は、どんどん他の国に出て行ってます。
その中で、中国を引き揚げるある1社の社長が語った話があります。
中国で信頼できると思って家族ぐるみのお付き合いをしていた責任者から
裏切られたのです。と・・・
日本のルールは通じません。
なぜなら、
「ルールを守っていたら自分が損をする」
これが根底にあるからです。
日本も、そろそろODAを止めたらいかがですか?
