私が妊娠の話しを切り出すまで いつものように振る舞い、私に話しかけてきた。
私は ほとんど 会話をしなかった。
数日後 また 話しを切り出した。
彼は 待ってた と言い、
彼の気持ちを語り始めました。
彼は、私が子供はいらないと言っていたから
私や子供達の精神状態を考えても、まだ早すぎる事を考えても
今は 諦めるしかないのかと思ったと 言われました。
産もうと 言われました。
ちゃんと考えてくれてるんだなと その時はそう思いました。

家の親にも数日後 話しに行きました。
親は凄くびっくりしてました。が、最終的には認めてくれました。
彼の親には彼からまず手紙を書く。そう言われたのでひたすら彼からの報告を待ってました。
一向に手紙を書く気配が無い。
急かしても 急かしても 何かかにか理由をつけて報告を先のばしにしているとしか思えなかった。
私の体はどんどん変化していくのに・・
どうするつもり? 不安と不信感と、不満と私はイライラしていた。
何度ももめた。
こんなに煮え切らないなら別れようとも思った。
私が別れを切り出した時、やっと彼は親に電話すると言い出した。
そんなに親の反応が怖いのか・・。
彼の親は意外とすんなり、受け止めてくれた。
連休に家の親へと、私達親子に挨拶に来るとの事。
ようやく話しが進展した。
そんな矢先
流産。

お腹の中でうまく育って行かず 手術して取り出さなくてはならないと。
私は

先生の話しを聞きながら
涙が止まらなかった。
部屋から出て
彼を見た瞬間
また 涙が溢れた
声を出さずに必死にこらえてた。
周りの人の目をさえぎるように私の横に 彼は黙って居てくれた。
頭を撫でながら
優しく 大丈夫かいって
話せる状態じゃなく
車に乗ってから
ぽつりぽつりはなし始めた。
彼は 黙って ただ聞いていた。
彼は 悲しい時は泣いていいんだからね

私は


大きな声を出して泣いた
もう何年も声を出さずに泣くのは癖になっていた。

どんなに悲しくても
声を殺して泣いていた。
久しぶりに 思い切り泣いた。
彼はずっと 口をへのじにしながら
頭を撫で 抱きしめてくれていた。

一緒に 乗り越えていこう。
沢山時間はかかるかもしれないけど
ずっと 支えていくから。
私は現実を少しずつ 受け入れていった。