昨日、TBS系列で放送された安楽死問題
京都地裁での医師に因るALS患者からの依頼(?)による安楽死・・・ここが 一番の争点ですよね・・・日本では嘱託殺人の罪に問われる事が 多いですよね
地裁でも 嘱託殺人としての判決が つい先日有りました。
安楽死を法的に認めている国の現状と比較しても 日本の医師のした事は 安易で短絡的な発想で有り 医師としてのモラルに欠け 命の尊厳を軽視しており 私は金銭目的だと思わざるを得ませんでした
ただ 私自身 エイズを発症し昏睡状態が一カ月続き その後に続く 体重半減・寝たきり(車椅子にすら乗れない)・幻覚・幻聴に悩まされ 死にたいと何度も思いました。でも 自死する体力すら残っていない状況でした そんな中で
親族には 生存率は 良くて5%だと伝えられていたようです。
主治医には 治療を中断して欲しい事や延命の栄養投与も止めて欲しいと 何度も懇願しました
主治医からは『俺は 貴方を絶対に死なせない 5%の生存率が有る それを信じて俺は治療は続ける 苦痛に耐えるのは 貴方が家族に出来るベスト』だと 言われました
*生きる事
*生かされる事
*死ぬ権利
*支えられる命
*支える人達の思い
*患者の人格・尊厳とは・・・
*高額な治療を受けているのだから 甘えを許さないとい
う社会からの無言圧力
*社会から感じる差別・偏見 そして不要な人間だと思わ
される感覚
色々な事が有ります
ただ 善意ばかりではなく 障害者が生きる事や生かされる事が 普通な世界で有り 金銭問題だったり 障害者への無言の圧力 支える家族の苦悩などが解決されてこそ 安楽死の問題は議論されることではと感じています
それも 自分自身が今現在普通に生活が出来ているからこそ言えるのかもしれません