来年度分の挿し木ですが、予定通り第一弾は全滅しました。
いくら、その後必要ないからと言って節をケチって穂木を短くするのはやっぱり駄目ですね(汗)

そして、二弾目の穂木は例年通りのスケジュールで芽が動き出しました。



まぁ、ここら辺は一弾目でも通過し、その後エネルギー不足で枯れたと思われるので今後も油断は出来ませんが。

去年も確認しましたが、どうやら穂木は、室温が20℃程度で10日目に目が動き出し、20日目に葉が展葉し、30日目に発根が確認できる程度の成長スピードです。

又、芽の動き出しは細い枝の方が太い枝寄りも早い様です。
これは枝の水分量や皮が薄い分、気温の影響等が考えられます。

頂芽優勢なのでどうせ育てても、下の枝はカイワレ大根なのでその後にカットする予定ですが、取り敢えず節間が無いとエネルギーが足りないのと、外で管理できるまでは展葉上手く行かず、新芽が落ちる事もあるので予備の芽として当分は育てたほうが良いです。

また太い枝を穂木にすると胴枯病と株枯病の危険性が上がるので注意が必要です。
どちらも発生に気づくのは8ヶ月後とか6号鉢の頃なので、樹形が悪い鉢を選別した後に見つかるので厄介です。

取り敢えずは20日後の11月10日の展葉を目指して様子を見たいと思います。