2024年2月26日(月)、網干総合車両所所属の221系B2編成が、吹田総合奈良支所NC624編成へ改番されていることが分かりました。
網干から そして兵庫県を去る221系
2024.2.5 大阪 2/26現在 王寺に疎開中のB5編成
221系は1989年、平成元年よりデビューした新生JR西日本が1番最初に登場させた近郊型車両です。私鉄との競争が激しいJR京都、神戸線の新快速、大和路線の快速列車に投入し、113系と117系を置き換えていきました。登場時から最近まで、新快速へのテコ入れを優先すべく、網干総合車両所への配置が多かったのですが、2016年以降に大和路線の103系や201系の置き換えが始まると、225系100番台を網干に新製配置させ、221系のほとんど奈良支所への転属がなされています。最終的に221系は網干区、そして兵庫県からはいなくなる訳です。2月21日、B2編成が網干から奈良へ転属回送されたのを聞いて、今日奈良電車区に行ってきました。
佐保台の住宅地から平城山駅への連絡橋から奈良電車区の車両基地を一望でき、今日いくと、元網干らしき221系がいました。
よく見ると、右のライトの上に2と書かれ、その左にNC624と書かれていますね。これはすなわち元B2編成である事が分かります。6両編成のまま転属し、同じ6両の201系を置き換える事になります。
他にお休みされている221系も見ましたが、こないだ網干から来た221系はこの車両しか見当たりませんでした。
調べると、B3.4編成は森ノ宮に、B5編成は王寺駅に隣接する車両基地で、奈良電車区の容量が空くまでお泊りしているそうです。
2024年2月26日現在、網干に所属している221系は、B14.15編成の6両編成2本のみです。おおさか東線や直通快速など新天地で動き始めたり、奈良区の車両では有料座席の導入や種別幕のフルカラーLED化等で、そっちに釣られていますが、新快速時代から駆け抜けているJR京都、神戸線ではもう乗れなくなるので、早めに行きましょうね。