普通級と支援級の壁を感じた運動会 | 自閉症児と向き合うたいようママの記録

自閉症児と向き合うたいようママの記録

ADHD+アスペルガーの長男、自閉症スペクトラム、軽度知的障害の三男がいます。発達障害と一括りにされますが、その障害の程度や特性は様々で、障害を持つ親同士でもあまり本音で話せず、孤独に障害に向き合ってきました。皆様からのお知恵が欲しいです。

お立ち寄りいただき、ありがとうございます😊


ADHD & アスペルガー診断済み 私立中高一貫校に通う新中3の激情型長男
未診断 グレー(おそらく不注意型ADHD) 、私立大学付属校に通う新中1の次男
自閉症スペクトラム & 軽度知的障害診断済み 療育手帳Bの2 特別支援学級情緒クラスの新小1の三男

3人の男の子を育てている母です。


このブログでは、主に凹凸三兄弟の日常を中心に、私の雑感を織り混ぜて書いています。


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普通級と支援級の壁
(支援級在籍児の運動会)




昨日はちびさんが入学して最初の山である運動会でした学校
ちなみに、次男も入学して最初の山である中間を昨日終えました鉛筆(笑)
こちらも突っ込みどころ満載でありますがひとまず置いておいて、支援級在籍のちびさんの話えー




季節外れの暑さも然りですが、
ちびさんにとってはかわいそうな運動会でしたショボーン
正直、こんな運動会なら参加しなくてもいいかな…と思ってしまいました



何が問題なのか…


これまで交流級に混じって運動会の練習に参加してきたはずなのに、学年の先生が皆、ちびさんがいても空気のように接しますムカムカ


支援級の担任の先生に、「基本、ちびさんはお母さんと一緒でお願いします」と言われ、学年の応援席にはちびさんの席はありませんでしたびっくり
でも出番が近づくと学年の応援席に行かねばならず、椅子のないちびさんは座ってる子供達の後方で立ちんぼうずまき
応援合戦も学年の応援席で参加するように言われてその通りにしましたが、一人だけ座れずに立ちっぱなしで、泣きそうな顔をしてどうしていいか困ってるちびさんに声をかけてくれる先生は一人もいませんダウンダウン
空いている先生の座席に誘導してくれるとか、困ってるちびさんを安心させるようなフォローは何一つなく、私から先生に声をかけても周りが見えていないのか無視されましたチーン

見兼ねて「自分の椅子がない児童席にはいなくていいよ」と手招きし、保護者の応援エリアで待機。


次の競技の時には折り畳みの椅子を学年の応援席に持ち込み、みんなと一緒に座らせました💡

それでも交流級の後方でひとりぼっち、みんなと違う椅子に座り、寂しそうに、不安そうにしているちびさんに相変わらず先生は誰も声をかけてくれません。
ちびさん以外の子にはクラスの垣根を越えて、子供達に飲み物を飲むように促したり、出番がやってきて「行きますよ」と声をかけたりしているのに、ちびさんには一切声をかけてくれることもなく…
自分から発信できないちびさんは出番がきても置き去りになりましたムキー

暑くて俯いて前伏せの状態になっていても、先生は「大丈夫?」とも声を掛けてくれません。
そんな中でも、目の前にいる普通級の子たちには一生懸命声掛けをしたりしているんです。



同じ一年生なのに…。
あれ?うちの子は違う学校の子だっただろうか…? 
と思う程の対応の差に愕然としました。

「支援級の子と普通級の子」として分類され、
「同じ小学校の子」、「同じ学年の子」として扱ってもらっていないことが正直不満でした爆弾爆弾爆弾



私自身、支援級にいるだけだと視野も交流も狭くなるので普通級の人とも関わりたいと思って、小学校生活9年目の今年、初めて学校の園芸ボランティアに参加しました。

とはいえ、仕事をしながらだと当番週にある3日の活動日にみんなと一緒に活動に参加するのもなかなか難しいです。
ちびさんの登校に毎日付き合っている私。
活動に参加できない日の朝には、みんなより一足先に一人で一部の花壇やその周りの整備をすることにしています。
たまたま今週当番週だったので、登校したついでに週末の運動会に備えて、裸足で歩く子供達が怪我をしないようにと一人で一生懸命校庭に落ちた枝を拾い集めて、運動会がうまくいくように影ながら応援していました…ぐすん

ボランティアの見返りを求めている訳ではありませんが、みんなが楽しく頑張れる運動会であってほしく、私はその為に頑張ったのに…
ちびさんは楽しめなかったショボーン

とても悲しい気持ちになりました。



運動会のトラウマ、再びです。。

幼稚園が恋しくなりました。


これもまた、支援級の現実です。



でも、この様子を見て
「あぁ、こんなに気の利かない人が担任をする普通級に在籍していなくて良かったな。この先生たちのクラスにいたら、きっと置いてけぼりだろうな」
と思ったのも事実。


今日の運動会は「参加している」のではなく、「参加させてもらっている」感がありありと出ていて、本当に嫌でしたゲロー

ちびさんの泣きそうな顔が脳裏に焼き付いて離れません。


が。

先生たちは昨夜楽しく打ち上げしたのでしょうね生ビール(笑)
そんな悲しい運動会を過ごした親子の存在に気付くこともなく。



「支援級だから仕方ない」と割り切ることが大切なのでしょうか?
支援級の分際でワガママでしょうか?
手を引いて連れて行って欲しかった訳じゃない。
みんなと同じように一言声をかけてくれるだけでいいのに…
こんなこと、合理的配慮にも入らないくらい普通のことだと思うのは私だけ?
そこに確かに存在していたのに、存在していないかのように振る舞われたのが嫌だったのです。


今回のことは特別支援とは全く関係のない話だと思っていますが、特別支援の知識がない先生が多過ぎるプンプン
普通級にも特性アリのお子さんはいると思うし、縦割り活動で関わることもあると思うし、これだけ発達障害の認知度が上がってきている中において、先生方は本当に知らな過ぎると思うもやもや

お忙しいとは思いますが、もう少し勉強して下さい…