教育委員会に絶望… | 自閉症児と向き合うたいようママの記録

自閉症児と向き合うたいようママの記録

ADHD+アスペルガーの長男、自閉症スペクトラム、軽度知的障害の三男がいます。発達障害と一括りにされますが、その障害の程度や特性は様々で、障害を持つ親同士でもあまり本音で話せず、孤独に障害に向き合ってきました。皆様からのお知恵が欲しいです。

お立ち寄りいただき、ありがとうございます😊


ADHD & アスペルガー診断済み 私立中高一貫校に通う中学生の激情型長男
未診断 グレー(おそらく不注意型ADHD) 2019中学受験終了の小6次男
自閉症スペクトラム & 軽度知的障害診断済み 療育手帳Bの2 幼稚園年長の三男

3人の男の子を育てている母です。





このブログでは主に
末っ子の三男《ちびさん》を中心に書いてましたが、思春期の長男・次男の愚行が目立ち始めて、ちびさんよりも多く登場するようになってきてしまいました…。

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教育委員会ってそんなもの?



昨日、教育委員会に電話をしました。
要件は「区域外通学の申請について」です。


この先、市教育委員会への愚痴が続きます…
ご覧になりたくない方はお引き返し下さい。



実は長男、この2週間で3日程しか登校できていませんショボーン
昨年末辺りから学校で嫌味を言われたり、嫌がらせをされたりでうつ症状が悪化して、本人に「なんとか登校しなければ…」という気持ちはあるものの、いざ登校しようとすると発作的に吐いてしまったり、頭痛や腹痛が増したりなど体調の悪化が顕著に出ていて、実質登校が困難な状態ですもやもやパニック障害に近い感じ?

長男の学校は中高一貫校で高入生はなし、卒業まで今のメンバーのままガーン
そのような状況・環境で、満員電車に揺られて、この先4年間も1時間半の通学に耐えるのは無理だと私は判断しました

まだ本人の同意が得られておらず、正式には決定していませんが、公立中へ転入させて高校受験させようと思うに現在至っています✏️


公立中に転入するにあたり、懸念事項が一つ。

彼は小学校でもいじめに遭い、不登校になりました。今でもそれがトラウマです公立に転入するなら通学区の学校には絶対に行きたくないと言っています。
なので、隣りの学区の中学校に区域外通学させたいと考えています💡


そういう理由で区域外通学が可能か教育委員会に問い合わせをしてみたのですが…

結論から言うと
区域外通学はNGでした❌


いじめによる越境通学は許可理由に該当しないそうですチーン

担当から驚くべき発言がありました。
「まずは通学指定校に入学してもらいます。そこで実際に不適応が確認できたら、次のステップを考えます」
と。


息子は実験動物でしょうか?

先方は「小学校卒業から2年が経過しており、子供達も精神的に成長している。同じ小学校だった仲間と一緒になっても、必ずしもまたいじめが起きるとは限らない。だからまずは指定校に入学して様子を見て欲しい」
と言いますゲロー

精神的に成長している?甘いですよムキー

更に言うと、指定校に入学してまたいじめられるかも知れないことが問題なのではないのですパンチ!
過去のいじめが彼の中でトラウマとして残っていること、そのトラウマに今も苦しめられていること、指定校に入学することで更に症状が悪化することが容易に想像できることが問題なのです!

彼は指定校へは絶対に通学しないと言っていますが、それでも無理に指定校に入学させられることで生じるであろう不登校による学ぶ機会の喪失も教育委員会は致し方ないと言います。
生命の危機だってあるかも知れないと訴えても「規則ですから」と。
「一度お預かりして検討させて下さい」とも言ってくれません💢


その上、ウルトラCとして提案されたのが、息子だけを同じ市内に住む祖母宅へ住所変更させる…でした。
しかも、きちんと祖母宅で暮らすという居住実態がないとダメだと。

発達障害の二次障害で2年間うつ病で苦しみ、通院と投薬が続いていると教育委員会に説明しています。
「親でも不安を抱えながら育てている息子を、高齢の義母に預けるなんてできないし、息子も望まないと思います。確かに区域外通学をしたからと言って息子がうまくやっていけるかという保証はどこにもないかも知れない。でも私達はそれに一縷の望みをかけている。息子を救う手立てがないと知って今とても困っている。助けてほしい」
と伝えましたが、もう何を言っても響きません…ムキー


参考までに近隣の自治体の教育委員会のHPも拝見しましたが、大抵の自治体は区域外通学の許可事由に「いじめ」や「健康上の理由」が含まれていました。

こんなにいじめや不登校、発達障害などが取り沙汰されている現在なのに、時代遅れのルールに縛られ、更にそのルールを変える努力もしない我が市に本当に驚きます。
一つ例外を作ると後に続こうとする人が出てきて、ルールがルールでなくなって収集がつかなくなることはわかります。
でもこのルールって一体誰の為の、何の為のルールなのか…。
少なくとも私の住んでいる自治体には、苦しんで助けを求めている人を救うルールは存在しないようです。
長男のようなケースは決してレアなケースではないと思います。今までこのルールの壁に涙した人はいないのでしょうか。

もし、うちの息子が指定校に無理に入学させられて自死を選ぶような事態になったら、その時に初めてルールが変わるんですかね?(笑)


「義務教育ですから、切れ間のないように…」と進言してくる割には、どうしても苦しくて通うことが難しいと言っている学校でなければ入学を認めないと言います。
人権って何なんでしょうか?
やりたい部活がないから…とか、制服が気に入らないから…とかって言っている訳ではないのにな。
私の申し出は、そういう類の申し出と同じ「わがまま」に分類されてしまうのでしょうか?


ごめんなさい、私の主観がかなり入っていますが、少なくとも苦しんでいることを理解しようともしない、全く(1ミリも‼︎)寄り添わない市職員に絶望感を覚えましたダウンダウンダウン


本来どちらの障害がつらいとか計れるものではありませんが、精神障害は身体障害よりもかなり軽く見られているんだろうなと実感しましたショボーン
目に見えない障害は理解されにくい…仕方のないことかも知れないけれども、すごくやるせない。「お役所だから仕方ないよ」で済ませていいのか…。

どこにもぶつけることのできない思いをこのブログにぶつけています。
読んでいただいてありがとうございます。
少しでも共感していただける方がいたら嬉しいなえーん



長男、4月にどこにいるのかな…
今の学校のままか、それとも…
来年の今頃、どこの学校を卒業するのだろうか…

どちらにせよ、いばらの道が続くことは確かです。