この前みた夢の話。
何人かで実験をしていた。といっても、班員は一人しか覚えていない。
このグループの中には、夢ではなく、実際に3回ほどデートに行った女の子がいた。花火、甲子園、映画と楽しくて、うれしかった。でも、映画の後になんとなくではあったが、イマイチ自信をなくしてしまった。それ以来遊びに行くこともなく……
この実験の作業には、アルコールランプに火をつけるという、中学生みたいな実験があった。ここでまさかの失敗があった。まず、マッチで火をつけるわけだが、1回目は良かった。マッチに火がつき、アルコールランプはしっかりと灯った。でも、2回目。マッチには火がついたものの、アルコールランプにはつかなかった。3回目に至っては、マッチにさえ火がつかなくなってしまった。その後は、何度トライしてみても、マッチに火がつくことはなかった。
そして、実験は進まないままに終わってしまった。実験のあと、廊下を歩いていると、あの女の子がいた。ミスしたのは自分だと思い、謝ろうと跡を追った。すると、普段と同じ校舎だと思っていた建物が、姿を変え、れんが造りの迷宮へと変化してしまった。跡を追っても追っても追いつかない。そのまま、追いつくことなく夢は終わった。
目が覚めて、切ない気持ちでいっぱいだった。夢が失恋を暗喩的に伝えてきた。
これから何度誘ってみても、もう火はつかない、と。