耽美で壮大な旋律とスピーディーなメロディが織りなす高雅で美しい言の葉のシンフォニックメタル
きみが網膜剥離の手術をした年にVersaillesのKAMIJO氏がソロプロジェクトを立ち上げたばかりだった
ふたりでVersailles時代の楽曲や「Symphony of The Vampire」「Heart」を聴いたね
あの年は様々なことがあって大変だったけれどKAMIJO氏の楽曲に救われた
今もKAMIJO氏の楽曲を聴くたびにきみもとなりで一緒に聴いているのが見えるような気がして…
何をするのもいつも私たちは一緒だった
まるで双子のように寄り添い労わり合い愛し合っていたから

音楽は様々な人生の節目やシチュエーションに寄り添い
時には励まし、気を紛らわせ、希望やパワーを与え心を潤してくれる処方箋ではないだろうか
作り手の躍らす楽譜が聞き手の脳内と心に様々な効能を働かせ疲労や辛さやストレスを徐々に和らげ回復させてくれる
音楽を届けてくれるアーティストは誰もが心のドクターでもある気がする

 

昨年にソロ10周年の節目を迎えたKAMIJO氏のミニアルバム「VIOLET DAWN」

耳に残る重低音のかっこいいギターと斬新で激しくドラマティックな旋律、高雅で運命的な歌詞に惹かれてつい再生ボタンを押してしまう
Vampireが好きな方々にぜひ聴いていただきたいと思ってしまった