舘野鏡子ちゃんとの1日目のディナーコンサートは、9月9日の午後5時より開演。まずは、1時間半ほど、普通のコンサートを聴いていただきますが、ウェルカムドリンクがある事が、普通のコンサートとは少し違うのと、距離がとても近い事でしょうか。


演奏のプログラムと、お料理のプログラムです。




なんとも美味しそうな、曲の雰囲気とも合わせて考えて下さったメニューで、お客様はとても喜んで下さったと思います。おかわりワインも、想像以上に出ました。




鏡子ちゃんがヴィシソワーズを注いでいるところ。




ピアノ科の同級生なだけあり、曲から得たインスピレーションでお料理作ってくださったので、その説明をしてくださっています。






お客様がお帰りになられた後は、反省会を兼ねて、私達演奏スタッフや手伝ってくれた娘も、鏡子ちゃんのお料理をいただきました。わー、こんなに美味しいんだね〜と、キャーキャー言いながら、美味しくいただき、失礼しました。


そして2日目は、次の日9月10日日曜日、午後1時からのティータイムコンサートでした。


この日は、演奏を8割ほど聴いていただいてから、料理研究家の鏡子ちゃん手作りの美味しいお菓子をお客様にお楽しみいただく流れにしました。そして、会の最後に、演奏を残り2割ほどさせていただき、お開きとなりました。


 午前中のリハーサルの時間、前日のディナーコンサートを回想しながらゆっくりと室内のディスプレイなどを眺めていましたら、香月修先生の作曲された作品「ツグミの森の物語」の楽譜を見つけました。



手にとり、どんな曲かな〜と初見で何曲か弾いてみたら、窓からさす光の具合などと相まってか、曲が本当にその場の雰囲気にぴったりで心地よく、そして私は響きに一目ぼれし、「この曲を、今日この会場で弾いてみたい」と思い立ちました。本番では、曲集の中の16番を、ティータイム後の一曲目として、そのままほぼ初見で弾かせていただきました。私は、子供の頃から初見のテストがとても好きでした。今回はどの先生の作品かな?と楽しみにしたものでした。香月先生の曲の時は特に、やった〜!と幸せな気持ちになったものです。そのような、素晴らしい先生方の手作りの教材で贅沢な音に囲まれていた幸せな高校大学時代を思い出すようなひとときになりました。




ケーキなど、お菓子は、写真を拡大してご覧くださいませ。


 2日間とも聴きにきてくれた中学校からの友達をはじめ、聴きにいらしてくださいましたお客様、本当にありがとうございました。
 2日間、美味しいお料理、お菓子をご用意くださり、お客さまをうっとりさせてくださいました舘野鏡子ちゃん、本当にありがとうございました!


こちらは、ほんの一部ですが、鏡子ちゃんの執筆の出版物や連載の雑誌などです。


 そして、更に嬉しかった事は、2日間ともチケットもぎりやお客様へのお食事サービスを手伝ってくれた娘が8年ぶりに、月光ソナタ弾いてみたくなったと言って、家でピアノを弾いた事です。ついでに、悲愴ソナタの第一楽章のゆっくりしたところまで頑張って譜読みしていました。結局は3日坊主となりましたが。



この企画は、今後も続けていきたいと思っております。