9月28日。
実はこの日、私の父が引退をしました。
一般的には退職ですかね![]()
私の父の職業は、競輪選手でした
皆に言うと、凄い!って言われるんだけど、正直そんな凄いとは思っていなく…。笑
でもスポーツ選手という、ちょっと変わった職業でした![]()
引退の理由は、体力の限界とかではなく、競輪界のシステム…というか、まぁ体力が限界とかではないのです。
定年まではまだ何年もあるのに、本当に急に引退すると言い、本当に急な出来事でした。
競輪は3日間、その開催地(全国です)に行って1日1回試合をするんだけど、
今回は近めの場所だったので、最終日に開催地に行きました。
偶然に私も休みだったので![]()
初日は、おばぁちゃんや、イトコ、叔父や叔母が一家そろって見に来てくれて。
2日目はイトコが高校生と大学生なのに、2人で3時間以上かけて見に来てくれたり…
最終日は私たち家族だけでなく、長年の付き合いのある近所のお友達や仕事じゃないのに選手仲間が何十人と駆けつけてくれたりしました。
こんなにたくさんの人が来てくれるなんて、本当に幸せな父親だと実感しました。
みんな花束や電報を沢山持ってきてくれて…
これ、一部です。笑
すごくきれいで、家が今お花の香りでいっぱいです。笑
幸せな香りです![]()
そんな父の大雨のなかでのラストランは、1位![]()
…というわけでもなく(現実はそんな甘くないさ。笑)。
でも、周りが競争する選手に囲まれたような状態でのゴールでした。
まぁみんなに囲まれながらのゴールは父らしいのかなと…。
私たち関係者らは一般席ではなく、自転車が沢山並んだ、いわば選手の前室のような場所で父を迎えました。
試合が終わり、レース場から歩いてきた父は号泣。
大きな拍手と選手達に囲まれながら歩いてきました。
周りの選手も涙を流しながら拍手をしていて、
こんなにいろんな人がいろんな想いで父を迎えてるのかと思うと涙が出そうになりました。
でも、なんだか、ここで泣いちゃだめだって思いました。
なんでだろうね![]()
涙と雨と、汗でぐしょぐしょの父はみんなに挨拶をすると、ムキムキな現役選手からの胴上げ。笑
父もやはりムキムキ系なのですが、ヒョイヒョイ胴上げされちゃってたね![]()
その後我々家族はインタビューを受けさせられ…笑
若干恥ずかしいです。笑
そして写真もパシャパシャ撮られ…最初で最後の経験かしら?笑
そして試合後、ファンサービスということで特設会場でお客さんの前でのインタビュー。
これはお客さんと同じように私たちは見ていたんだけど、
お客さんからも沢山の拍手や、「お疲れ様!」って言葉をかけられてたのが、凄く嬉しかったなぁww
こんなにいろんな人に愛されて、支えられて30年以上走り続けたわけで。
競輪って体力が凄く必要だし、生死が常に隣り合わせの職業。でも本番はたった3分くらいで終わってしまうんだよね…。
正直、5○歳の筋肉とは思えないほどの筋肉です。
それが何よりの父の頑張りの証拠。
父も何回も怪我したし、入院したし、練習中に怪我したりもしてたけど、それを支えてきた母にもお疲れさまと言いたいね。
母も父がこーゆー仕事だから食事も凄く気を使っていたし、若いころは3日間も父がいないと不安だったとも言ってたし。それに洗濯物の量は半端ないし、地方行くときなんかも準備したりして…
涙もろい母なのに、なぜか泣かなかった。
でも、家に帰ってきてからはいろんなことを想って何回も泣いてたけど。笑
帰り道、こんなにもの青空が広がってました。
大雨のなか走った父。
まるで嘘のよう。
皆の涙か、今までの汗の結晶か、それともおじいちゃんが見に来ていたのか。
いつもおじいちゃんのお墓参りするとき、雨が降るからさ![]()
不思議なことが他にもいくつかあったけど、
奇跡とか、縁とか、愛を凄く感じました。
父のために足もとの悪い中、駆けつけてくれた選手の方々。
ラストランを見に来てくれたお客様。
遠くから応援しに来てくれた親戚のみんな。
一目見ようと来てくれたお友達夫婦の方々。
本当にありがとうございました。
父は、競輪人生に悔いは残っていないと言っていました。
皆様の支えあっての人生です。
これからも宜しくお願いします。
そして普段はイライラさせられることが多い父だけど、笑
この日はかっこいい父でした。
本当にお疲れさまでした。
(ちなみに、1番が父。笑)
まだ実感はわかないけどね。


