昨日午前中に乗せたお客さん。
ナビ入れてと言うから入れるとちょっと私には不慣れな場所。
しばらく話さなかったけど、お客さんが
「悲しいことがあって泣いてばかりいたの」と切り出す。
70歳って言ってたけど、親しい人が亡くなりそうなんだって。
でもこれから◯◯(元有名力士)のところに行かなきゃいけなくて。
結局こんな時でも仕事なのよね、と。
そんな親しい人なんですか?と聞くと
40年前一緒に住んでたと。
その頃そのお客さんは、某有名建築家(聞けば分かる有名な人)の事務所に入り、海外赴任も決まって
仕事が楽しいからと別れたらしい。
その別れた人が亡くなりそうだって。
その男性もお客さんもずっと独身で、つい一週間前に、仕事を辞めたら自由がきくホームに一緒に入るのもいいね、なんて冗談混じりに話していたんだって。
そのあとすぐに体調を崩して入院して意識がないって。
携帯の番号が家族の次に登録してあったから、その人のお姉さんから連絡があったって。
40年間たまに連絡をとっていて、
もしまた一緒になっていたら、
あの時仕事を選んでなかったらって考えちゃうのよって。
体のことなんて聞いてなくて突然のことだからいろいろ考えちゃうって。
私は一年前に自殺した友達のことが思い出されて涙が出そうだったけど、ちゃんと運転しなきゃいけないからとこらえていました。
人生の先輩に対して私ができることは相づちを打つことくらい。
目的地が近くなったら、
「聞いてくれてありがとう」って。
声をからすほど泣いたと言うその人の切ない言い方がなんとも言えなくて、私は相づちも打てず涙が溢れてしまいました。
変に思うだろうから、私もすごく親しい人を亡くしたばかりだから、お客様の気持ちが分かって涙をこらえてましたけどすみません、て言いました。
お客さんは、「あなたも溜めてちゃだめよ、吐き出さないと」って。
料金とは別に気持ちだからとお金を置いていってくれました。
仲のいいおじさんに話すと、「タクシーっていう、もう会わないだろう人だから話せるんだよな。
女の人の場合は特に聞いて相槌を打つだけっていうのがよかったんじゃないか。
ありがとうって言われたんだから運転手冥利につきる」って。
なんだか私も彼のことを思い出して夜お酒飲んだらまた涙してしまいました😿
さて今日は休み。
夫とバイクでお墓参りに行ってきました。
残暑、なめてた。
暑い~~~💦💦
生ぬるい風が当たっても全然涼しくない。
お墓なんて日陰がないから掃除したらすぐ東屋みたいな木陰に避難。
いつもそこでお弁当を食べるのが恒例です。
終始汗だくだったけど、いつも渋滞でいらいらしてるのがどんどんすり抜けて行ってくれるから爽快✨(ほんとはだめよ)
けっこうなスピードですり抜けていくけど夫の運転を信用してるから、私はぐらつかないように頑張るだけ。(ほんとはすり抜けだめよ💦)
お尻に伝わる重低音がいい。
帰ったらすぐにクーラーの元へ。
帰って間もなく雨が降り始めました。
ナイスなタイミングで帰還したわ。
夕方になって飲みながらおかずの作りおき。
夜は夫が買ってきたスパイシーカレーを食べて満足。
20日の〆日まで頑張ろう💪