般若姫が夫である用明天皇のいる京都に向かう途中、大畠瀬戸に差し掛かった時に潮の流れが急に早くなり、さらに嵐にも会い、船は全く進むことができなくなってしまった。これは竜神様が姫を懇望しているせいだとの神様のお告げがあり、姫は仕方なく身を海中に投じました。すると潮も嵐も嘘のようにおさまったという。姫の亡骸は大畠に流れ着き、村人たちによって平生町の山中に運ばれてお寺に葬られ、そのお寺が般若寺と命名されたそうです。そこで、般若寺に行ってみようと思い、国道188号線を柳井方面に走り、そのまま平尾町内に入って間もなく般若寺へ向かって左折した。するとどんどん山の中に入っていきかなり走ったところに般若寺の駐車場があった。そこにはソメイヨシノが咲いており、中国電力の柳井発電所や大畠瀬戸が見渡せる場所であった。駐車場の向かいにはるっぱな石の塔と沢山のお地蔵様があった。般若寺への上り口に竜神池があり、そのすぐ上に般若姫と遺髪を収められた用明天皇を弔う石組みの遺跡が残されていた。竜神池については用明天皇の息子である聖徳太子がこの地をお参りした時に参拝のための水がなかったため、鞭で地面を売ったところ水が湧きだし小さな池となったとされている。竜神池には今も水が湧きだしており1400年以上前から続いていると思うと素晴らしいことだと思う。そこから階段の上に般若寺が見える。
   画像のサイズがいっぱいになってしまったので続きは次回にさせていただきます。それにしてもこんな山の奥に派なお寺が建立されていて、その般若寺の横には紀元700年ごろに鋳造された鐘もあり立驚きました。次回をお楽しみに。
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