あの3.11東日本大震災の津波は沿岸の海抜が低い地区のすべてを流しました。私がいた研究所の一階の天井まで完全に破壊しつくされ、使っていた化学薬品なども流されてしまったのです。地域にもよりますが、震災瓦礫には放射性物質だけではなくそういった化学薬品なども含まれていました。釜石にいたときにはこれまでアレルギーとは無縁だった私でしたが、お風呂にも入れない状況の中、目の周りが腫れ上がってしまいました。周防大島に移住して来て大分良くなりましたが、今でも、都会に行って汚れた空気に触れたりすると目の周りが腫れたりしています。周防大島の大友権現様は首の上なら何でも直してやるという言い伝えがあり、昨年は大友権現様にお参りしました。今年は48番霊場である摂心庵が家から歩いて3分くらいのところにあり薬師如来を祭ってあるので、そこに行ってお願いしてきました。普段は中は見ることができませんが、そこには可愛いお薬師様がおられるようです。摂心庵の建物の裏手には石の鳥居がありますが、その由来はまだわかりません。周防大島の歴史や遺物について知り尽くしている金本さんに聞いてみようと思っています。おかげさまで目は順調に回復しています。今年はさらによくなるようにお祈りしました。年が明けて二日たち、おせちにも、もう飽きてしまったので今朝はラーメンを作って食べようと思っています。一人暮らしも長く、毎年お雑煮のために買ったお餅が余っていましたが、今年は去年イベントで餅つき大会があり頂いたお餅で作ったので余らずに済みました。