お今晩は
今日の地図を広げては慎吾です。
香取慎吾さんが「描けなかった」未来 生まれ変わった実感得て今は
「新しい地図」という場所ができて、9月で7周年になります。グループが解散し、「何もなかった」7年前は、音楽にアート、ドラマ、MCと様々な仕事ができている今のような未来像は描いていませんでした。いや、「描けなかった」という方が正しいかな。
あのころの僕ら3人はきっと、おびえた顔をしていたと思う。この世界に入ってから初めてゆっくりした時間を過ごして、「新しい地図」のロゴマークを描くために、再び集まった時のこと。よく知っているクリエーター陣を前に、再会のうれしさよりも「何が始まるんだろう」という不安が大きかった。
僕らの仕事は、日々、人に見られることがとても大事で、それによって僕らの顔つきは変わる。そうした日々が少し遠のいていたことで、光が薄れていく感覚はあったから。どこかの未来に行くつもりで新しい道を選んだのに、何も見えない。行き先も進み方もわからなかった。近しいスタッフやファンがずっと見守ってくれたことで、ぐーっと引き上げてもらった気がしますね。
草彅君と僕のユニット「SingTuyo（しんつよ）」で歌う新曲「眩（まぶ）しい未来」を先日、配信しました。今年のお正月に開いた、日本武道館でのファンミーティングに向けてつくった楽曲。若い頃から僕らが親しんできた武道館に久しぶりに立てる！というわくわくした気持ちを込めました。歌詞はドラマで共演してから交流が続く（俳優の）上野樹里ちゃん。ラジオに呼んでもらった時に「音楽を一緒につくりたい」と言ってくれたから、じゃあ、とお願いしたんです。曲は（彼女の夫でミュージシャンの）和田唱さんに、と提案したらとんとん拍子にかなって、楽しかったなあ。
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