おぱよ
今朝は涼しい朝です
殺人的な猛暑は嫌ですが
夏は好きなので
夏の終わりは少し悲しいです。
さて今朝の佐藤さんのコラムは
先日のバライベント
新しい地図が届け続ける、パラスポーツを楽しむ心 次なる“はじまり”とともに活動を振り返る
競技や選手についてどう知ればいいのか、そのきっかけさえつかめなかったところに、彼らは歌やバラエティを楽しむのと同じように、パラスポーツを身近に感じさせてくれた。さらには、様々な形で参加するチャンスもくれた。
「雨あがりのステップ」の売上は全額パラスポーツ支援のためパラサポへ寄付された。約3カ月間でダウンロードされた数は9万9594件、寄付金額は2300万6214円に(※1)。さらに2015年に香取がパラサポのエントランスに描いた壁画「i enjoy !」を用いて『香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト』を実施すると限定1万点が即日完売。そうして集まった1万人の想いも、8月23日に寄付贈呈式という形で届けられたばかりだ。
決してパラスポーツを特別扱いしているわけではなく、むしろ彼らが持つ他の“好き“たちと同じくフラットな気持ちで楽しむ。「雨あがりのステップ」で歌われるように、そもそもどの“好き”も特別だからこそ、新しい道を拓くことができるのかもしれない。筆者も彼らの“好き“をきっかけに、東京2020パラリンピックのチケットを購入した1人だ。おそらく「東京で開催されるから」という理由だけでは、実際に足を運んで見ようとは思わなかっただろう。
また、香取のもとには彼らの活動を通じてパラスポーツを知り、我が子に「今はどんな競技をやらせようかと考えています」と前向きになることができたというコメントも届いたそう(※2)。応援する側だけでなく、実際に競技に触れるハードルをも低くしてくれた印象だ。
きっと実際に試合を観戦することで、より競技に親近感を持ち、さらに誰かの未来を大きく変えたかもしれない。ところが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で東京2020パラリンピックは無観客で行なわれ、私たちはその白熱した試合を生で見届けることはできなかった。もちろん、彼らが「一生の思い出」と振り返った、メダルプレゼンターとして表彰台に上がった姿も。
ぜひ観てみたかった。しかし、その満たされなかった悔しさもまた「次こそは」という新たな一歩に繋がっているのだと、彼らは明るく照らしてくれる。「東京パラリンピックは終わりではなく、はじまりだと僕は思っています」とは『香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト』寄付贈呈式での香取の言葉だ。
1周年記念イベントでも草彅が「これからも力になれることがあれば頑張っていきたいです」とコメントし、稲垣も2年後に控えたパリ大会について触れつつ「僕らもできることを考えながら最高に楽しいパラスポーツをもっと多くの方に広めていけたら」と意欲を語った。
いつだって「はじまり」のエネルギーで。まるで金メダルを手にした瞬間、次の大会に向けて「はじまり」を意識しているアスリートのように。彼らは「雨あがりのステップ」を初めて歌ったときと同じ熱量で、いやそれ以上のエネルギーをこれからも私たちに届けようとしてくれている。
そして、それはいつも笑顔と共に。香取のInstagramには、IPC会長らと和やかに過ごす写真もアップされた。これくらい気さくな形でパラスポーツを楽しんで良いんだと、SNSでも発信しているように感じる投稿だ。
まだまだ先の見えにくい状況ではあるものの、パラスポーツを体験できるイベントも少しずつ再開している。あなたも3人といっしょに自分なりのスタンスでパラスポーツを楽しむ、そんな新しい世界への扉をぜひ開いてほしい。
リアルサウンドより引用
写真は差し込み