ｄｒａｍａｔｉｑｕｅ ロングインタビュー ＴＥＡＭ

Ｑ　　次に　｢ＴＥＡＭ｣　の話をしてみます。
　　　主題自体は当時の　｢少年犯罪｣　でしたが
　　　主題を解いていく方法はすごく古典的でした
　　　２人の対立する主人公が衝突して
　　　そうしながら事件の真相を探していく姿が印象的でしたが
　　　またハッピーエンドではないエピソードもあってリアリティーも高かったですね


剛　　脚本家の｢君塚良一｣さんが実際にあった少年犯罪に対して調査した物を元に
　　　脚本を書いていたのでハッピーエンドばかりを求めず
　　　リアリティーのある話で作り上げました。
　　　そんな面が視聴者たちにもリアルに感じられたと思います
　　　面白さだけでなく視聴者に少年犯罪に対してもっと真面目に考えていくべきだ
　　　というメッセージを伝えるために出来るだけ現実的に描きながら演技しました。


Ｑ　　｢風見勇助｣を演じるのが本当に好きだと言うのを聞きました
　　　ドラマは終りましたがストーリー事態はまだ完結しなかったですね
　　　劇場版で作りたい気持はありますか？
　　　劇場版を願うファン達が多いです。


剛　　ウン　やっぱりこの作品が好きだからやりたいですね
　　　時流にのる内容ではないので私が年をとっても出きる作品ですからそれで私も期待してます(笑)


Ｑ　　内容自体もリアルで真剣な面が目立った作品でした　
　　　｢いいひと｣での好演に続くこの作品では
　　　重くて真面目な演技を消化する俳優として評価されるきっかけになりましたが
　　　特別に準備したとか重きをおいた部分がありましたら？


剛　　今は高い地位にいらっしゃいますが当時企画をした
　　　｢石原隆｣と言う方がいらっしゃいます
　　　その方がこんな話をおっしゃいました。

　　　少年犯罪に対して西村さんと私が対立する内容
　　　私は子どもが天使だと思っていて西村さんは悪魔だと考えている点
　　　それを最後まで維持して行こうとする姿勢を確実に把握していくと
　　　このドラマは良くなる
　　　と言う話をしました

　　　その話を聞いて西村さんが凄く子どもを憎んでる演技をしている時は
　　　僕は　　｢そうじゃない｣という気持を撮影するたび強く持ちました
　　　｢悪い部分の勿論あるが子どもの心の中にはきっと絶対に消えないいい部分が有る｣
　　　と言う点を常に考えました
　　　そんな心構えを持つ事が自分なりの準備でした。




　　　　　　　この雑誌買っただけになってたけど

　　　　　　　多少言葉のキャッチボールが変でも
　　　　　　　剛君の
　　　　　　　演技に対する姿勢とか


　　　　　　　私も大好きな風見君を劇場版でやりたいとか



　　　　　　　いいですね～　　
　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　





　　　　　　つる＆エラコンビ