アメリカ黒人の歴史
衝撃的なレコードのジャケットで見覚えのある人もいると思うけど、
黒人が木に首を吊っていてそれをたくさんの白人が見物しているんだ。
この写真は、何を意味しているか分かる?
1880年代から1910年頃とくに多く起こっていた、黒人リンチなんだ。
何の罪もない黒人が、ある日突然、肌の色が黒いだけで
犯罪者にでっち上げられ、犯してもいない罪のため刑罰を受ける
その刑罰は見せ物として、広場や街角で堂々と行われる。
しかも、予め新聞なので報道され、老若男女の白人が見物に集まり
3人から6人の黒人がリンチを受けるんだ。
リンチの内容といったら、酷いもんだぜ。
耳、足と手の指を切られ、目は取り出され、
舌は裂かれ、肉はナイフで切り取られるんだ。
また、灯油をかけられて、焼き殺されたり、
内蔵を抜き取られ、それを薄切りにして
帰りにお土産として売られていたりしたんだ。
PUBLIC ENEMYのジャケットの写真も、
お土産の一つで記念写真として売られていたんだぜ。
写真に写っている白人たちは、このイベントの記念として
カメラ目線で写真と撮り、帰り際に買って帰ったのかもしれないね。
しかし、これらは黒人差別の歴史として一部分にしかすぎないんだ。
17世紀初頭に奴隷として、アメリカ大陸に連れてこられてから
迫害され続けてきたんだ。
これから、何回かに分けてアメリカ黒人の歴史についてを
ブログで取り上げたいと思っているから、しっかりと学んでいきましょう。
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